英語(TOEIC)をきっかけに人生を良くする

~英語(TOEIC)を媒介として人生のクオリティを上げていく~

【手の内公開】僕が英語(TOEIC)学習相談に乗るときに使っているテクニック

      2017/06/14

Photo credit: Whatknot via Foter.com / CC BY-NC-ND

僕の手の内(=学習相談に乗るときのテクニック)を公開します

先日、高校で英語を教えている先生(女性)と話す機会がありました。

彼女は英語教師経験は長いですし、英検1級も持っていますし、英文法について独自の理論を構築されているくらい知識も豊富です。でも「TOEICスコアが思ったように上がらないことに課題を抱えている」とのこと。950点を目指していて、現在は850~900点をうろうろしているようです。英語の実力からしてみれば、彼女は950点は普通に超えられるはずだと僕は思ったので、根掘り葉掘り色々と聞いてみました。

ここで思い切って手の内を明かしてしまうと、僕がTOEIC学習の相談に乗るときは、基本的に次の3つを尋ねます。

1.今までやってきた英語学習
2.朝起きてから寝るまでのタイムスケジュール
3.今認識している課題


これら3つです。相談してきてくれる方に対して僕ができるのは、「本人が気づいていない新たな視点を提供する」ということだけなので、それをするためにはこれら3点をしっかりと聞く必要があるわけです。というか、この3点をしっかり聞き取りしている最中に、本人が自然と何かに気づくというケースがほとんどなんですけどね(笑)

いずれにしても「しっかりと聞く」ということは非常に重要だと思うのです。

彼女の課題

今回については、やはり彼女は「英語力」という部分には特に課題がないように感じられました。その代わりに以下のような課題が出てきました。

・リスニングセクションの70番台およびリーディングセクションの170番台で集中力が切れる。
・仕事と子育てを両立している関係で日々学習時間が取れない。


これらは明らかに「英語力」の問題ではありません。実はTOEICスコアが足踏みする理由は、こうした「英語力以外の部分」にあることが多いのです。

ある意味、課題さえ明確になってしまえば、その解決策なんてそんなに数があるわけではないので、いくつか選んで実行すれば良いわけです。

彼女の場合だと、

課題:リスニングセクションの70番台およびリーディングセクションの170番台で集中力が切れる。
対策:日々の学習で「長い時間(=理想は本番と同じ2時間)TOEICを解き続けられる習慣」をつけておく。


という具合です。

本番の途中で集中力が切れるのは、「英語力」ではなくて「体力」の問題ですから、これは日頃の鍛錬で基礎体力をつけていくしかありません。

例えば、テニスの錦織選手は、「最終セットまでもつれ込んだ上で勝つ」というパターンがわりと多いように思います。そこで勝てるということは、最後まで集中力が切れなかったことを意味します。ということは、おそらく日々のトレーニングのときから「最終セットまでもつれ込む想定」で練習をしているはずです。練習でできないことが本番でできるはずがありませんから。(昨日はたったの61分で試合を終わらせてみたいですけどね(笑))

このように、日頃から体力をつけておくことが大切です。

TOEICを勉強していて「あ~疲れたー!!」と思って辞めたくなってからが勝負です。そこで「あと10問だけ解こう」と自分を奮い立たせることができれば、その分だけ基礎体力がアップします。こうした小さなことに積み重ねによって、本番2時間をフルに集中して戦うことができるのです。

また、僕が900点以上のハイスコアを目指す人に対して、最後の追い込みとして「1日1模試」をオススメするのもこうした背景があるからです。

集中力の欠如を解決するのは「体力」です。

視点のシフトを使って課題を解決する

続いて、「仕事と子育てを両立している関係で日々学習時間が取れない」という課題についてです。

実はこっちの課題こそが本丸です。なぜなら、時間を捻出できないことには、先ほどお伝えした「体力」をつけるための学習をすることが物理的に不可能になるからです。

この課題への対策として「視点をシフトさせること」を僕はオススメします。

「おぃおぃ何だよそのアドバイスは!」と言われてしまうかもしれませんが、この「視点をシフトさせる」テクニックは非常に強力です。

視点をシフトさせるとは、「問題を違った視点から見てみる」ということです。

例えば、普通の思考回路だと、

「時間が捻出できない→(時間がないことが問題)→どうやって時間を生み出そう?」

というプロセスになると思います。

ここで視点をシフトさせると次のようになります。

「時間が捻出できない→(そもそも、英語学習って時間がないとできないものなのか?)→時間が「なくても」英語を上達させるにはどうしたらいいだろう?」

こうした思考プロセスへのシフトです。

前者は、問題の焦点が「どうしたら学習時間を捻出できるか?」という点に当たっていますが、後者は「時間がなくても英語を上達されるにはどうすれば良いか?」という点に焦点が当たっています。

こうして視点をシフトさせれば、全然違ったアイディアが出てきそうな気がしませんか?

僕はこうしたスタンスでTOEIC学習相談に乗っています。まぁ、結局出てくる選択肢は斬新でも何でもなく、基本的なものに落ち着くわけですが、「納得感」は全く違います。自分なりに頭にいっぱい汗をかいて見い出した解決策・アクションプランには情熱が宿ります。その情熱が行動を促すのです。目標スコアを達成し、TOEICを晴れて卒業するためには、「納得感」と「情熱」は必要不可欠だと僕は思います。

ではでは、今回は英語の先生の課題をテーマにして書かせて頂きました。

以下の2点。

1.TOEICスコアアップの鍵は「英語力以外の部分」にあることが多い。
2.課題への対策を考えるときは、「視点のシフト」を取り入れてみると良い。

この2つから何らかのヒントを得て頂ければ幸いです。



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