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【TED】アンジェラ・リー・ダックワース:「The key to success? Grit」を人生に活かす

      2017/11/22

成功のカギ? それは「グリット」

今回取り上げるTEDトークは、アンジェラ・リー・ダックワース氏の「The key to success? Grit(成功のカギは、やり抜く力)」というトークです。


動画の中では、「成功者になるための鍵は何か?」という疑問に対しての答えが心理学者の立場から示されています。その答えを踏まえつつ、僕なりの考えも織り交ぜて、「成功のためのカギ」について考えていきたいと思います。

アンジェラ・リー・ダックワース氏のプロフィール

アンジェラ・リー・ダックワース氏(以下ダックワース氏)は、ハーバード大学で神経生物学の学士号を取得した後、コンサルティング会社、教師を経て、ペンシルベニア大学で博士号を取得。現在は心理学者として活躍している女性です。

「コンサル会社→教師→大学院に入りなおして博士号を取得」このキャリアは非常に横断的で、まさに、彼女自身の本音というか、自らが進みたい道を勇気をもって正直に歩み続けた結果なのだと思います。

やはり、輝いている人というのは、自分の心の声に正直になって、前に進み続けるのでしょう。僕も見習いたいと思います。話が逸れましたが、今日の内容に入っていきましょう。

成功者とその他大勢を分かつ、たった1つのカギ

ダックワース氏は、教師としてのキャリアを通して、以下のような結論に至りました。

「what we need in education is a much better understanding of students and learning from a motivational perspective, from a psychological perspective.(教育において真に求められるものは、動機づけという観点から、そして心理学的な観点から、生徒および学習そのものについての理解をより深めることである。)」

この確信をエンジンに、ダックワース氏は再び学問の道へと戻ることを決意し、心理学者になりました。そんなダックワース氏の研究の根底に流れているコンセプトは「who is successful here and why?(誰が成功していて、それはなぜか?)」であり、その答えを探求するために数々の研究を行っておられるようです。

その中の1つに、「学校・軍隊・企業など、様々なフィールドにおいて成功している(結果を残している)人に共通するものは何なのか?」について調査した実験があります。

学校で優秀な成績を収める人・軍隊で圧倒的なパフォーマンスを発揮する人・会社でトップセールスを記録する人、それぞれバックグラウンドは異なっています。

しかしながら、彼ら彼女らに共通する要素が"1つ”見つかったとダックワース氏は言います。

それが、Grit(グリット)

成功している人に共通する1つの要素、それは「Grit(グリット)」と呼ばれる特質です。Gritとはどういったものなのかというと、実は全く難しい概念ではなく、僕たちに馴染みのあるものです。

Gritとは「やり抜く力」つまり継続力のことです。

ただし、継続力と言っても生半可なレベルではダメです。自分自身の長期目標(ビジョン)に向けて、毎日毎日、朝から晩まで努力を続け、目標を達成するというレベルの継続力です。それくらいやれば、あなたが今いるフィールドにおいて、成功者になれるということです。

9割の人間は社会に出てから努力をしない

プロ野球の球団である楽天イーグルスの創業メンバーである南壮一郎氏(現在は株式会社ビズリーチ代表)が次のように言っていました。


「15年間社会人をやっていて思うのは、世の中って、基本的に9割ぐらいの人は、社会人になって努力しないです。ということは、努力するだけでもう差別化できているんですよ。それが前提条件にあったならば別に何をやってもある程度成功するんですよね。」

僕もその通りだと思います。

僕は医療関係の会社で働いていますが、僕の周りで自分のビジョンに向かって努力している人はほとんどいません。これは僕が仕事で関わるお医者さんたちも含めての実感です。

多くの人たちが、仕事でいっぱいいっぱいになっています。確かに仕事は忙しい。仕事が終わったあとは飲んだり遊んだりしたいのは仕方ない。朝だってできる限り長く寝ていたい。でも、そこに+αの努力を加えられる人が、きっと成功していくのだろうなぁ・・・。その+αの努力こそがGritなのだと僕は思うのです。

Gritをマスターする方法

もしかすると今、あなたは「継続して努力することがGritだと分かりました。飲み会を少し我慢して、朝も少し早く起きて+αの努力をしようと思います。でも、どうやったらGritを身につけられるのですか?」という疑問を抱いているかもしれません。

この疑問に対するダックワース氏の返答は、「わかりません」とのことです。Gritをマスターするための方法論はまだ確立していないようです。

しかしながら、各々の人間の学習能力は固定化されておらず、いくらでも伸ばしていけると脳科学の分野では言われていますし、そもそも人間は脳みその数パーセントしか活用できていないわけですから、Gritを効果的に身につけていく方法が見つかるのも時間の問題でしょう。

TOEICで満点を取るためには、Gritが必要

Gritを身につけるための方法論は確立していません。確立していないのですが、僕たちは感覚でそれを理解していると思います。

あなたは、何かに熱中していて、あっという間に時間が過ぎてしまっていたという経験をしたことがありませんか?

実はあなた自身が気づいていない、「あなた自身の強み」がある気がしませんか?

昔から無意識的にやり続けていることはありませんか?

そういったものの中に、Gritの種は隠されているはずです。つまり、どんな人であっても、自分が心から好き・楽しいと思えることに対しては、自然とGritを発揮できるということです。

僕はTOEICで満点が取りたくで勉強を継続しています。周りからは「なんでそこまでモチベーションが続くの?」といったニュアンスの質問をされることが多いですが、僕としては特に何か意識をすることなく、自然とモチベーションが湧き出てきているとしか言えません。なぜなら、TOEIC満点はあくまでもその先のビジョンを達成するための手段なのですから。

先に見るものがあれば、モチベーション(=Grit)は自然と発揮されると僕は思います。

あなたのGritの種は何ですか?

どんな人にでも、「その人にしか果たせない役割・仕事」がある以上、どんな人の中にもGritの種が眠っていると考えられます。人生は有限ですから、芽を出すのは早ければ早いほうがいいわけです。だからこそ、考えることが大事です。

「自分が社会に提供したい価値は何なのか?」

「自分はどんなことに楽しさ・やりがいを感じるのか?」

「自分はどんなことに価値を置いているのか?」

こういったことを丁寧に考え続けることで、何かしらの答えが出てきます。答えが出てきたら、それを深めてみてください。深めていくうちに気がついたら「Grit状態」へと突入しているはずですから。6分程度の短い動画です。ぜひ見てみてください。



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