英語(TOEIC)をきっかけに人生を良くする

~英語(TOEIC)を媒介として人生のクオリティを上げていく~

TOEICのスコアが上がったときに、すごく注意すべきこと

   

Photo credit: Shar Ka via Foter.com / CC BY-ND

スコアアップに不安を感じます

・目標スコアを達成し社内の試験にエントリーできるようになった。
・発音をしっかり勉強した結果700点を超えることができた。
・模試を何度も解いて勉強した結果、時間内に全問を解き終わることができた。

など、ここ最近、レポートやブログの読者のみなさまから多数の結果報告を頂戴しております。そうしたメールを頂く度に素直にうれしく感じる反面、少しだけ不安を感じてしまうのも事実なのです。

何に不安を感じるのか?

それは、「自分なりのスタイルを確立するタイミング」についてです。

誰にだって「自分なりのスタイル(やり方)」があります。仕事のやり方、TOEICの勉強のやり方、人付き合いのやり方、それこそまさに十人十色です。自分なりのスタイル(やり方)を持つことは良いことです。最終的には、できる限り多くの物事について「自分なりのスタイル」を確立することが、自分の人生の質を上げることにつながると僕は思っています。

しかし・・・、そのスタイルを「確立するタイミング」はしっかりと見極める必要があります。

そのタイミングを間違えてしまうと、後々の成長が頭打ちになります。

例えば、TOEICの学習における自分なりのスタイルを確立するタイミングを間違えてしまうと、ある瞬間にスコアの伸びがピタッと止まります。どれだけ頑張ってもそれ以上のスコアが取れないという事態に陥ってしまうのです。その原因は、「自分なりのスタイル」を過信してしまったからです。

誤解を恐れず言ってしまうと、「ある程度の英語力までなら、別にどんな勉強をしても到達できる」のです。特にTOEICの勉強を始めたばかりの頃は、何かをやれば基本的にスコアが伸びます。それをビギナーズラックと表現してもいいかもしれません。

テキトーにやっても結果が出る

ギャンブルもダイエットも同じです。始めて間もないころは、テキトーにやっても結果がでるわけです。そして、その結果を鵜呑みにして、「自分のやり方は正しい」と早くも思い込んでしまうのです。そのスタイルで進めてしまうと、遅かれ早かれ必ずどこかで行き詰ります。

なぜなら、その「自分なりのスタイル」は、偽物だからです。

自分なりのやり方が通用するのは、まだまだ先の話です。

僕自身、確かにTOEICで満点は獲得できたかもしれませんが、自分なりのスタイルを完全に確立できているとは思っていません。今後さらに知識を蓄え、経験を積んでいく中で、より良いと感じる英語学習法があれば、すぐに取り入れる準備はできていますし、できる限り自分を変化させていきたいと常に心掛けています。

自分に満足してしまった瞬間に、すべての学びがストップしてしまいます。

基本的に「自分はまだまだなんだ」という思いをもっておけば万事OKだと思います。

だからこそ、例えば、努力の甲斐あってTOEICのスコアがアップしたとしても、「自分の学習スタイル」を確立するのは少し待ってください。タイミングを間違えると、あとで修正するのが大変になります。結果が出たからといって自分のやり方に固執するのではなく、常に自分にアップデートをかけていってください。そうした柔軟性を身につけることで、以下ののようなメリットを享受できるはずです。

1.成長が止まらない

先ほどもお伝えした通り、「自分はまだまだなんだ」という意識で日々を過ごすことで、常に学び続けることができます。常に学び続ける人の成長が止まることはありません。

逆に、「はいはい、そんなことは知ってるよ」という態度の人(=自分のスタイルを確立するタイミングを間違えた人)は、あっという間に成長が頭打ちになります。

2.淘汰されずに生き残れる

柔軟性を身につけるということは、言葉を変えると「いつでも自分を壊す準備をしておく」ということです。壊すと言ってしまうと仰々しいかもしれませんが、要は、「今の自分が持っているものに執着せず、要らないものは潔く捨て、より良いものを積極的に取り込んでいく」ということです。

変化できない人は淘汰されるとダーウィンも言っています。

3.常に謙虚でいられる

柔軟性がない人は基本的に頑固です。もちろん頑固さが意味をもつときもありますが、基本的に頑固でいて得することはありません。頑固な人と頑固な人がぶつかってしまうと、待っているのは悲惨な結果だけです。

あいだみつをも「セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃう どっちかやわらかければ だいじょうぶ」と言っています。

柔軟な人はやわらかい。やわらかい人は謙虚な人。謙虚な人は人に好かれる。人に好かれる人はどんどん人生の質を上げていける。僕はそう思っています。

4.自分のオリジナリティーを発揮しやすくなる

柔軟な人は、どんどん自分を変化させ、次々に新しいことを学んでいきます(=知識や経験のストックが増える)。

知識や経験のストックが多ければ多いほど、何かクリエイティブなことを思いつく確率が飛躍的に上がります。

なぜなら、アイデアは「既存のもの(=知識・経験)」と「既存のもの(=知識・経験)」の組み合わせてによって生まれるからです。

たくさんのストックがある人ほど、たくさんのアイデアを思いつきます。そのアイデアこそが自分のオリジナリティーに他なりません。

5.結果として高みに到達できる

やむを得ない理由もあって、僕は前職で訪問販売の仕事をしていました。その中で僕が常に心掛けていたのが、「自分はまだまだなんだ」という気持ちを維持することです。常にそうした気持ちで仕事に取組みました。

すると、あっという間にトップセールスが取れてしまったのです。

僕がやったことと言えば、「自分はまだまだなんだ」という前提に立ち、先輩たちの言うことを素直に聞き、実践しただけです。そうすることで先輩たちを凌ぐ結果を残すことができたのです。

また、TOEICにおいても、「自分はまだまだなんだ」という気持ちで愚直に勉強を続けていたら、990点まで到達することができました。

アドバイスを素直に聞く。それを愚直に実践する。こうした当たり前の柔軟さが、結果として自分を高いところへ運んでくれるわけです。

軽やかに学び、人生のクオリティーを上げる

以上のように、「自分なりのスタイル」を確立するのを少しだけ我慢して、柔軟性を保ち続けるようにするだけで、たくさんのメリットを受け取ることができます。

自分なりのスタイル・やり方を確立するのは、自分がプロ中のプロと認識されるようになってからでも良いのではないでしょうか。

自分の中の柔軟性(=変化力)を育てつつ、「自分はまだまだなんだ」というマインドセットを忘れずに物事に取り組むことで、色々なことを軽やかに学んでいくことができます。

その積み重ねこそが、自分の人生のクオリティーを上げることにつながるのだと僕は思っています。

あなたは今、TOEICに取り組んでおられると思います。

大事なのはスコアが上がったときです。

そのときはぜひ、「自分のスタイルを急いで確立しようとしていないか?」と自問してみてください。

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