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~英語(TOEIC)を媒介として人生のクオリティを上げていく~

洋楽を使った英語学習のすすめ

      2016/11/05

Photo credit: Philippe Put via Foter.com / CC BY

洋楽は英語学習に効果的

英語の基礎力(発音・文法・単語)が身についている人にとっては、「洋楽を使った英語学習」が非常に効果的です。

英語の基礎力(発音・文法・単語)がない状態で洋楽を学習に取り入れてもあまり効果がありませんが、 “英語の基礎力(発音・文法・単語)を固めた後” であれば、洋楽を使った英語の学習は非常に効果的だと僕は思っています。

なぜそう言えるのか?

その理由を5つほど、この記事でお話ししていきたいと思います。

理由1:スキマ時間にうってつけ

僕は昔、「海外ドラマ」を使った英語学習に挑戦したことがあります。英語字幕を出しておけば、ある程度のストーリーは追えたので、見ているときは大変楽しみながら英語学習に励むことができました。

しかし、挫折はある日突然やってきました。

僕は「くりかえし同じものを見ることを苦痛に感じてしまう」タイプの人間だったのです。

海外ドラマを1回通して見ただけで英語力がつくはずがありません。何度も何度も同じシーンをくり返し再生し、そこで使われる表現やリズムを自分の頭に刷り込むことによって英語力は向上します。いわば「くりかえし見ること」が海外ドラマや洋画を使った英語学習のキモと言っても差し支えないでしょう。

しかし、僕の体はそのキモを受け付けることができなかったのです。

さらに、ドラマや洋画を見るとなると、とにかく時間がかかります。趣味として楽しむには良いとは思いますが、本格的に英語学習に用いるとなると、海外ドラマや洋画はハードルが高いような気がします。

その面、洋楽は1曲約5分です。

スキマ時間にうってつけです。

さらに、ドラマや映画は1回見たら十分という人は一定数いると思いますが、曲を1回聞いたら十分という人は少ないはずです。もちろん僕自身も、洋楽ならくりかえし聞けます。聞けますというか、僕はお気に入りの曲を見つけたら延々とその曲だけをリピートします。

リピートし続けると、嫌でも発音やリズム感が自分に浸透してくるので、お手軽で効果が大きい英語学習だと僕は思います。

理由2:リスニング力が向上する

Photo credit: Deb Stgo via Foter.com / CC BY

2つ目のメリットは、単純に「リスニング力が上がる」という点です。

よほどマニアックな曲を選ばない限り、基本的にどの曲も易しい英語で書かれていますから、英語の基礎力(発音・文法・単語)がある人にとっては、なじみやすい英語と言えるでしょう。多少時間を取って歌詞の意味を理解してしまえば、後は聞くだけです。

周囲に人がいないときはリズムに乗りながらオーバーラッピングやシャドーイングをしてもいいと思います。

聞けば聞くほどに、発音や英語独特のリズム感が身についてきます。

洋楽のスピード感で英語を感じられるようになった日には、TOEICのリスニングで満点を取ることも難しくありません。洋楽学習はリスニング力を間違いなくアップさせます。

理由3:勉強しにくい「リンキング」や「省略」に慣れることができる

日本人の英語独学者を強烈に苦しめるものの1つに、「音の変化」があります。

英語の音は頻繁にリンキング(前の単語の最後の文字と後ろの単語の最初の文字がつながる現象)が起こりますし、省略(文字としては書いてあるのに発音はされない現象)も度々起こります。これらの「音の変化」は僕たち日本人を苦しめます。

さらに残念なことに「リンキングや省略は勉強しづらい」という難点まであるのです。これまでの英語学習の過程で、リンキングや省略を徹底的に学ぶ機会に恵まれた人は、ほとんどいないのではないでしょうか。もちろん、僕自身も例外ではありません。発音本などである程度は勉強しましたが、まだまだ不十分だと感じています。

ですが、洋楽はこの部分を大きく助けてくれるのです。

洋楽は、ある一定のテンポの中に歌詞を詰め込んで作られているため、リンキングや省略がふんだんに使われています。洋楽を聞いていて、「ん!?今何て言った?」と感じる部分こそ音の変化が起こっているところです。

洋楽に慣れてしまったら、TOEICや英検のリスニングが易しく感じられるようになります。

理由4:題材が豊富である

世の中には、もう無限と言ってもいいほど莫大な数の曲が存在しています。

ビートルズでもビリー・ジョエルでもスティービー・ワンダーでもカーペンターズでもレディ・ガガでもマルーン5でもファレル・ウィリアムスでもどんなアーティストでも良いです。要は歌詞が自分の価値観にフィットしていて、かつ自分の感情がポジティブにふれる曲を選んで英語学習に取り入れたら良いと思います。

この記事の最後に、お気に入りの1曲を見つけるためのヒントをお伝えしようと思いますが、いずれにしても、自分が楽しめる曲を、無数の選択肢の中から選んでください。

理由5:自分のフォーカスへの影響

Emerson

1800年代のアメリカの哲学者であるラルフ・ワルド・エマーソンが次のように言っています。

人間は、その人が毎日考えることそのものである。

「その人が日々何を考えているか」=「その人が日々何にフォーカス(集中)しているか」です。

その意味で、自分の意識を何にフォーカスさせるかは非常に重要です。そして、自分のフォーカスに最も大きな影響を与えるものの1つが、「日々取り入れる情報」です。

良い情報を取り入れれば、フォーカスするものの自然に良くなります。例えば、自分の成長に資する情報を日々意識して取り入れれば、自分のフォーカスは自然に「自分を成長させること」になります。つまり、日々「どうしたら自分は成長できるのか」と考えるようになるのです。そればっかり考えていたら、嫌でも成長してしまいますよね。

そこで、せっかくなのでこの原理に洋楽をくっつけてみてはいかがでしょうか?

つまり、「自分のフォーカスをプラスの方向へ動かしてくれる曲を聞く」ということです。

例えば、僕は最近、ファレル・ウィリアムスの「Happy」という曲を鬼のリピートで聞いています。タイトルが「Happy」だけあって、曲の中ではひらすらに「Happy」という言葉が出てきます。それを鬼のリピートですから、僕の頭の中では四六時中「Happy」という言葉がこだましています。つまり頭の中を「Happy」という言葉が占領しているわけです(笑)

そうなれば、僕のフォーカスは「Happy」になりますから、日々の感情や物事に対する見方もそういう感じになります。

これがまた効果抜群で、月100時間を超える残業をしたときでさえネガティブにならずに済みました。

まぁ、このあたりは精神的な話かつ僕の個人的な話なので、流して頂いてもかまいませんが、いずれにしても「自分のフォーカスにどういった影響を与えるのか」という視点で、聞く曲を選ぶのは重要だと僕は思います。

以上の5つが洋楽での英語学習が効果的だと言える理由です。

これは!という1曲の見つけ方

ここからは、「英語学習に使う曲」を選ぶためのヒントについてお話ししていきます。

「ある1人の人物との出会いや、ある1冊の本との出会いが人生を大きく変えることはめずらしくありません。同じように、「これは!という1曲との出会い」にもそういう力があると僕は思うのです。

僕は別にバンドをやっていたわけでもなければ、常に音楽番組などをチェックする音楽ファンであるわけでもありません。ただ、偶然出会った1曲がきっかけでそのアーティストに共感し、マイブームとなることはままあります。

先日も、ファレル・ウィリアムスの「Happy」を偶然耳にし、そこからマイブームになっています。世の中に存在する無数の曲の中から「これは!と思える1曲」を見つけることができたときは、なんだかうれしくなります。

好きな1曲を存分に活用して英語学習をする。まさに一石二鳥です。

参考までに、「これは!と思える1曲」との僕なりの出会い方を3パターンほどシェアさせて頂きたいと思います。

1:YouTubeをかけっぱなしにする

youtube

自分が知っている洋楽を何でもいいので1曲検索し、その動画をYouTubeで再生します。その曲が終了したら、自動でランダムに次の動画にいくような設定にしておけば、勝手に次の曲が流れ始めます。

何曲も自動再生しておけば、そのうち「おっ!」と思える1曲に出会えることがあります。その瞬間が訪れるまでYouTubeを流しっぱなしにする。これが1つ目の方法です。

ただ、データ通信料の制限があるスマホやタブレットでこれをやってしまうと、一瞬で制限オーバーになるので注意が必要です。使い放題のネット環境で実施してください。

2:街中で偶然出会う

商店街を歩いていたり、美容院で髪を切ってもらっていたりすると、突然「これは!と思える1曲」が流れてくることがあります。

それは、USENなのかラジオなのかわかりませんが、いずれにしても街中は音楽で溢れているわけですから、街に繰り出すときに、少しだけ聞くことに意識を向けてみてください。そうすれば、ある日突然、大好きな1曲に出会えるはずです。

そういう曲に出会ったときは、自分の耳の集中力を極限まで高め、「その曲の歌詞の一節を意地でも聞き取ること」に全力を尽くしてください。そしてその一節をスマホで検索して、曲のタイトルにたどりついてください。

これをミスると、「あの曲はなんて曲だったんだー!!!」と悩み続けることになりますので、何がなんでも歌詞の一部を聴き取ってください。

3:洋楽通の人におすすめを尋ねる

周囲にいる洋楽好きの人に、おすすめの曲を聞いてみてください。おそらく、たくさんの答えが返ってくると思います。とりあえずおすすめされた曲の数々を一通り聞いてみて、その中で自分にフィットする曲を探してください。

もちろん、誰かに尋ねるだけでなく、ビルボードチャートをチェックしたり、タワーレコードなどの音楽ショップに行くのも確実な方法です。

ですが、僕はあくまでも「偶然の出会い」を重視したいのでそういう方法は取りません。大事なのは、「大勢の人が良いと感じる曲」ではなく、「自分が良いと感じる曲」だと思いますから。

というわけで、今回の記事では、洋楽を使った英語学習に関する僕なりの考えをシェアさせて頂きました。

洋楽を使った英語学習に限りませんが、とにかく大事なのは「自分が楽しめる方法」で勉強するということです。楽しくないことは続きません。自分だけのお気に入りの曲と出会って、その曲を使って楽しみながら英語力を高めてください。

その曲をマネして歌えるようになる頃には、きっとあなたのリスニング力は周囲の人に驚かれるレベルに達しているはずです。

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