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「君の名は。」の主題歌
映画「君の名は。」が去年大ヒットしました。あなたはご覧になりましたか?
ちなみに、この映画の主題歌を担当したのがRADWIMPSというバンドです。
「君の名は。」を通して初めてRADWIMPSを知ったという方と多いと思いますが、RADWIMPS自体はだいぶ前から活躍しています。
というのも、何を隠そう僕自身のリスニング力を格段に向上させることができたのは、RADWIMPSが2006年にリリースした「セツナレンサ」という曲のおかげだったからです。
ボーカルの野田洋次郎さんが帰国子女なので、RADWIMPSの曲には英語歌詞のものが多くあります。
その中の1つが「セツナレンサ」です。
セツナレンサは「音の変化」のオンパレード
3分ちょっとの短い曲なので、ぜひ聞いてみて頂けたらと思うのですが、とにかくこの曲の英語は速いです。・・・速いというかリンキングとか音の欠落とかのオンパレードなので、歌うにはかなり難しい曲だと思います。
当時の僕は、純粋に「歌えたらカッコいい」と思って練習を始めました。
練習方法はとにかくオーバーラッピングです。歌詞カードを見ながら、音源を聞いて、同時に歌う。まさにオーバーラッピングです。
正直言って、メチャメチャ難しかったです(笑)
今と違って当時は「英語の音に対する理解」はゼロに等しかったですから非常に大変でした。
「なぜこの英文が、こういう音になるのか」という、英語(TOEIC)学習者であれば誰でも感じたことがあるだろう疑問を感じては解決し、感じては解決するという形に、1フレーズずつ地道に進めていきました。
何日も何日も練習し続けました
例えば、曲の冒頭の以下の部分。
I was about to fall into this place where I can never crawl up I should’ve been to Hollywood and meet Eddie Murphy and say
この部分を歌えるようになるだけでも何日もかかりました(苦笑)
上記の英文を歌おうとすると「アーワズァバァゥトゥフォーリントゥズィスプレスファーラカネヴァクローナッパイシュブベントゥーホーリウッデンミーテディムーフィーエンセイ」となりますから、相当「リンキング(=音の連結)」や音の欠落を練習しないと歌えるようになりません。
例えば、冒頭の「I was about」を単純に「アイ ワズ アバウト」と読んだ時点でもうアウトです。「アーワズァバァゥ」と読まないといけません。
要は、英語を声に出すときは、素直に書いてあるまま読んではいけないわけです。
基本的には「自分が出せる音」は聞き取れるので、手っ取り早くリスニング力を鍛えるなら、徹底的に英語の音を身につける練習をしたらいいです。
僕は「セツナレンサ」をはじめとした英語歌詞の曲をたくさん練習したからこそ、意外とスムーズにTOEICのリスニングセクションで満点が取れたのだと思います。
日本人にとっての根深い問題
先ほど、「英語を声に出すときは、素直に書いてあるまま読んではいけない」と書きました。
実はこれは、日本人の英語学習者にとっての根深い問題だと僕は思っています。
つまり、「書いてあるものは読まないといけない」という意識が頭の中にこびりついてしまっているということです。
例えば、「different from」という「~と異なる」という熟語があります。
この熟語を声に出して音読するとき、「書いてあるものはしっかり読まないといけない」意識が、「different」の最後の「t」をしっかり発音させてしまい、「ディファレント フロム」と読んでしまうのです。
しかし、この「t」ですが、ルール上は欠落します。
もっと言えば「from」もかなり弱く読まれます。
つまり、発音は「ディファレン フルム」という感じになります。
「ト」を言うか言わないかの差は「たった1音」ですが、この「たった1音」が積み重なって、「うまく音読やオーバーラッピングやシャドーイングができない」という事態に陥ってしまうのです。
これは本当に根深い問題です。
解決策は、指摘を甘んじて受けること
この根深い問題を解決する方法、つまり、「英語の音のルール」を身につけるための最適な方法は、「指摘を甘んじて受けること」だと僕は考えています。
要は、「プロにチェックしてもらってください」ということです。
自分が音読して、それをプロに聞いてもらって、間違っていたら指摘してもらい、素直にそれを直す。このプロセスに取り組むのがいちばん早いです。
間違いを指摘されるのは気持ちが良いことではありませんが、自分の成長のためには最も効果的な方法です。
周りにネイティブがいるなら、食事でもおごってあげて練習に付き合ってもらったらいいのです。
もしくは、当時の僕のように毎日がヒマで(苦笑)、時間があり余っているなら、英語の曲を何曲か丸々歌えるようになるまで、練習し続けるのもアリだと思います。
いずれにしても、何か変わった行動を起こさない限りは、英語の上達は望めません。
というわけで、今回は「英語の音」について書きました。
何かピンとくるものはあったでしょうか?
リスニングのスコアを一気に上げるためにも、音のトレーニングに一生懸命取り組んでいきましょう。
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