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~英語(TOEIC)を媒介として人生のクオリティを上げていく~

TOEICにおいてボキャビル(語彙力増強)は必要か?

      2016/11/05

Photo credit: Jason-Morrison / Foter / CC BY

 

ボキャビルという言葉を知りました

 

最近、コンビニの雑誌コーナーに並ぶ雑誌の多くで「英語」が特集されているように感じます。


入学や就職の時期には英語特集が売れるんだろうなぁと思いつつ、僕もそれに便乗して大量に英語関連雑誌を購入しました。最近の英語学習のトレンドをつかみたいと考えていましたし、僕自身の学習法を見直すきっかけにもなりそうだと思ったからです。

雑誌の読む中で見つけた言葉、「ボキャビル」。

あなたは知っていますか?


僕は初めて知ったのですが、「ボキャビル=ボキャブラリービルディング」、
つまり「語彙力を増やす」という意味の言葉らしいです。


普通に「英単語を覚える」と言えばいいと思うのですが、
まぁ、「ボキャビル」と表現したほうが頭に残りそうなので良しとしましょう。


せっかく「ボキャビル」という単語を知ることができましたので、
「TOEICにおいては、どの程度ボキャビルを頑張ればいいのか?」というテーマについて僕なりに調べて考えてみました。

 

語彙力を増やすことは必要不可欠


まず前提として押さえておきたいのが「語彙力を増やすことは必要不可欠」だということです。



いくら頭を悩ませたとしても、知らない単語の意味を理解することはできません。超簡単な内容の文章であっても、その全てがアラビア語で書かれていたならば、僕たちのほとんどは読むことができません。必要最低限の単語は覚える必要があるのは当然です。

 

この前提の下、TOEICにおいてはどの程度の数の単語を覚える必要があるのかを探っていきましょう。

 

英語で書かれた小説を読むためには9000語


応用言語学における権威である、ポール・ネーション博士(ヴィクトリア大学名誉教授)によると、英語で書かれた小説を読むためには約9000語の語彙力が必要だそうです。


さらに付け加えると、英語圏の新聞を読みこなすためには約8000語。海外の映画(英語)を理解するためには約6000語。ネイティブ同士の会話を聞いて理解するためも約6000語。


以上のような単語数が、各々の活動をスムーズに行うために求められます。


なかなか大変ですね。

 

日本人が高校卒業までに習う語彙数は約3000語

 

日本における一般的な中学校で約900語、高校で約2000語を学習すると言われており、合計すると約3000語です。これではネイティブの会話を理解するのはほぼ不可能ですし、英語で小説を読むなんて夢のまた夢の話です。


高校卒業までに習った単語では何もできない。


これは僕自身も過去に実感したことですし、おそらくあなたも感じたことがあるのではないでしょうか?


もっと言えば、基本的に一部の高校を除いて、「英会話」に力を入れている高校はありませんから、普通に日本の学校教育を受けるだけでは、『使える英語』を身につけることはできないのです。英語力を磨き、結果を出すためには独学で努力することが必要不可欠です。中学や高校で、もっと使える英語を教えて欲しかった・・・。

書いていて悲しくなってきましたが、この先はポジティブな話なので安心してください。


 

TOEICで必要な語彙数は、約3700語

 
少し古い資料ですが、TOEICの作成元のETSが発行しているリサーチレポートによると、TOEICで必要な語彙数は3714語とのことです。


3714語。


高校までで習う単語が約3000語ですから、+αのボキャビルを行うことで到達できる数字ですね。


TOEICの問題を解いてみると分かりますが、おそらく「だいたいの単語はなんとなく分かる」といった印象を持つ人がほとんどだと思います。事実、TOEICで使われる単語の大部分は難しい単語ではありません。なぜなら、TOEICはあくまでもビジネス英語に特化した試験であり、ビジネスという局面においては、当事者同士の認識の食い違いは命取りになりますから、簡単な単語が好んで使われるからです。


TOEICは言うならば、「英語の処理速度」を測るテストです。なので、多くの単語を覚える必要はありません。


高校まで真剣に勉強してきた人なら、質の良い単語本を一冊覚えれば十分です。



完全に英語をサボってきた人なら、ひとまず中学英語・高校英語を「NHKの英語講座」や「有名な文法書の通読」などによって復習し、そのあとボキャビルに取り組めばOKです。

 

効率的なボキャビルの方法

 

ボキャビル(語彙力増強)を行っていくときに意識してほしい点が1つあります。


それは、「自分にマッチした方法で単語をインプットする」ということです。

大きく分けると、僕たちは「目タイプ」と「耳タイプ」に分かれます。


目タイプの人は、とにかく文字で読んで物事をインプットしていくのが得意です。

単語本なども最初のページから最後のページまでガーッ読みこんでいって覚えてしまうタイプの人です。


一方耳タイプの人は、音声での学習が適しています。文字で読んで勉強しても全く集中力が続かず、単語本は毎回毎回最初の20ページくらい進めたところで挫折してしまうなら、おそらくあなたは耳タイプです。


僕は耳タイプですので、基本的に付属のCDをパソコンに取り込んだり、オンラインで音声をダウンロードしたりして、耳から学習しています。

これは完全に人それぞれですので、どちらがあなたにフィットするかを調べてみてください。自分が得意な方で勉強してこそ、楽しく英語を身につけることができます。

 

TOEICにボキャビルはそんなに必要ない

 

先ほども触れたように、TOEICで必要とされる単語数は3714語に過ぎません。TOEICでハイスコアを獲得したときに得られるメリットを考えると、諦めるにはもったいなさすぎる数の単語です。


実際、3714語と言っても、その中には「I」とか「you」とか「do」とか「in」などの、誰でも知っている単語も含まれているわけですから、これから新しく覚えなければならない単語数は決して多くないと思います。

TOEICにボキャビルはそんなに必要ないというのが僕の結論です。


あとは、行動するか、しないかですね。

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