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一度は悩む「Part3・Part4の先読み」
TOEIC学習者であれば、誰でも一度は「先読み」というテクニックについて考えた(悩んだ)ことがあると思います。
あなたもご存知の通り、「先読み」とは「Part3およびPart4で、会話文を聞く前にあらかじめ設問(+できれば選択肢)に目を通し、『どんなことが問われているか』を把握した上で、狙いを定めて会話文を聞く」というテクニックのことです。
「先読み」については色々な主張があります。
「そもそも先読みはしなくてよい!」とか「先読みするときは、設問にも選択肢にも全て目を通すべきだ!」とか「いやいや、先読みは設問だけに目を通せばいいんだ!」などなど色々な主張があります。
実際には、一定以上のリスニング力を身につけてしまいさえすれば、「先読みをしてもしなくても」「設問&選択肢全てに目を通しても通さなくても」高いスコアが取れるわけなので、この議論自体に意味がないのかもしれませんが、自分のリスニング力に自信がもてないうちは、「どういう先読み戦略を取るのか」は非常に重要なポイントなのです。
「先読み」によってスコアが下がる
もし、自分の現在のスコアに合わない先読み戦略を取ってしまったとしたら、その戦略自体がスコアを下げる原因になりかねません。
例えば、たまたま手に取ったTOEIC本に「Part3・Part4の先読みは、設問&選択肢全てに目を通してください!」と書いてあったとします。それを見て「なるほど!」と思ってその方法を実践することに決めたとします。そこまでは良いのです。学んだことを実践に移すのは素晴らしいです。ただ、本当に実践に移す前にもう1つチェックすべきポイントがあります。
それが「現在の自分のスコア」なのです。
仮に現在のスコアが730点(L:360 R:370)だとしましょう。この状態で、「Part3・Part4の先読みは、設問&選択肢全てに目を通す」という方法を実践したらどうなるでしょうか?
おそらく「先読みのリズムがつかめず撃沈」ということになると僕は思います。
なぜなら、「Part3・Part4の先読みは、設問&選択肢全てに目を通す」ためには、730点(L:360 R:370)というスコアでは力不足だからです。少なくとも僕がそれくらいのスコアだったときは、Part3・Part4の設問はまだしも、選択肢にまで目を通すことはできませんでした。
大は小を兼ねない
余談ですが、人間心理の1つに「大は小を兼ねる」というものがあります。この言葉をPart3・Part4の先読みという文脈に当てはめると次のようになります。
「いちばん難しい先読みテクニックを練習しておけば、多少なりともスコアは上がるだろう!」
つまり、「自分は今700点前後だけど、『設問にも選択肢にも目を通す練習』しておけば、まぁスコアは上がるだろう!」という思考のことです。
僕の感覚では『設問にも選択肢にも目を通せる』ようになるのは、800点、いや800点後半くらいになってからのように思います。だって、今の僕でさえ、問題によっては選択肢全てに目を通し切れないことがありますから。
自分に負荷をかけて練習することは大切ですが、負荷をかけ過ぎるのは逆効果です。
700点台の人が「設問にも選択肢にも目を通す」のは負荷のかけすぎです。そうではなくて、まずは「設問を確実に先読みしてリテンション(=短期的に覚えておく)できている」という状態を目指してください。
「どんなことを問われるか?(=設問)をしっかりとリテンションできている状態」で会話文を聞けるようになれば、正答率は間違いなくアップします。
大は小を兼ねる!という考えは捨てて、着実に1つ1つレベルを上げていくという考えにシフトさせてください。遠回りに見える道こそが、実はいちばんの近道です。
というわけで、今回は「Part3・Part4の先読み」について解説させて頂きました。
先読みができるようになればリスニングセクションを攻略したも同然です。
地道に先読み力を向上させていきましょう。
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