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時の人となった藤井聡太プロ
惜しくも30連勝の達成はなりませんでしたが、30年ぶりに将棋界の最多連勝記録を塗りかえた藤井翔太プロは一躍時の人となりました。
僕は少年時代、将棋に勤しむ友人を尻目にひたすらテレビゲームをやり込んでいたので、将棋について語る資格は1ミリもないのですが、非常に共感する話を人から聞いたので、それに関してのみお話させて頂きたいと思います。
具体的に何について聞いたのかというと、将棋の「感想戦」についてです。
感想戦(かんそうせん)とは、囲碁、将棋、チェス、麻雀などのゲームにおいて、対局後に開始から終局まで、またはその一部を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。
なお、「感想戦」は本来将棋用語であり、囲碁では通常「局後の検討」という言葉が使用されることが多い。(NHK杯の司会者もそのような言い方をしている)Wikipediaより
次の勝利のためには「復習」が不可欠
プロ将棋の対局は、勝敗が決してもそれで終わりではなく、棋士はその日の打ち手をくまなく振り返り勝負をおさらいする「感想戦」が行われます。
負けた棋士からすれば、それをふり返るのは苦痛以外の何ものでもないと思いますが、一手一手を検討し、失敗した手を見い出すことが次の勝利につながるわけです。
「感想戦」と表現をするとピンとこないかもしれません。なので、簡単な言葉で言い換えましょう。
プロの将棋棋士の方々は、とてつもなく「復習」をしているということです。
先日、藤井翔太プロは30連勝目前で敗れました。
試合後のインタビューで彼は以下のように語っています。
途中苦しかった将棋もかなりあり、ここまで連勝できたのは自分の実力では出来すぎだと思いますので、これから気持ちを入れ替えて指していきたいと思います。自分の読みの甘さを痛感させられたので、弱点をなくせるように頑張りたいと考えています。
NHK NEWS WEBより
この言葉の最後の「自分の読みの甘さを痛感させられたので、弱点をなくせるように頑張りたいと考えています」という部分、ここはサラッと読み流してしまいそうなところですが、非常に重要なことを言っています。
なぜなら、「よほど復習をしていないとこの言葉は出てこないから」です。
TOEICも全く同じ
当然ですが、試合中はそのときのベストの打ち手を選んでいるわけですから、「読みの甘さ」をリアルタイムで認識できるはずがありません。
あくまでも全てが終了した後に、徹底的に全体をふり返るからこそ「自分の読みが甘かった」ということが分かるのです。
つまり、「徹底的に復習をしている」ということですね。
これはTOEICでも同じです。
TOEICを試験を受けている最中は、「この問題全然わからない!!!」とか「何でこんなに聞き取れないんだろう」とかそういった感覚は認識できます。
しかし、それを明確な課題として落とし込むのは試験中は不可能です。そもそもそんな時間の余裕はありません。
あくまでも試験終了後に、公式問題集を開きながら、「そうそう、こういう問題で今日詰まっちゃったんだよなぁ・・・ということは、何が課題なんだろう・・・あぁ、やっぱり語彙力か。」というような復習をすることによって、課題が明確になり、次につながるのです。
もちろん、TOEIC本番のときだけ復習をすればいいわけではありません。
日々の学習のときから「間違えてしまった問題」に徹底的にこだわり、「なぜ」間違えたのかを深堀りし、課題を突き止め、それを改善することが大切です。
これが「復習をする」ということです。
藤井聡太プロに学ぶ「勝利」の秘訣
今まで何度も言っていることですが、「解いたら解きっぱなし」がいちばん良くありません。
そうしてしまうと、たいてい次も同じような問題で間違えてしまい、全く成長することができません。
例えば将棋のプロ棋士が、試合終了後の「感想戦」を適当にやり過ごしてしまったらどうでしょう。おそらくその棋士は、次も同じような試合展開で負けてしまうはずです。
これは全ての勝負事につながります。
例えば僕は以前セールスに関わる仕事をしていましたが、上司からいつも言われていたのが「トークの修正」です。
当時は、「クライアントにプレゼンをして契約を勝ち取る」という勝負をする機会が多かったのですが、時には負けることもあるわけです。
そのときは、その日の自分の全てのトークをふり返り、徹底的に課題を抽出し、改善していく。これを絶対に怠らないように上司に言われていました。これは今でも僕の中心的なマインドセットです。
藤井選手が「弱点をなくせるように頑張りたい」と言っています。
「弱点をなくす」ためには、復習しかないのです。
そしてこれこそが、藤井選手の圧倒的な強さの秘訣なのだと僕は思うのです。
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