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第5回のテーマは、「TOEIC教材」の断捨離
「断捨離して、英語の学習時間を生み出す」シリーズの第5回目として、今回は「TOEIC教材」の断捨離についてお話していきたいと思います。
第1回はコチラ⇒【第1回】英語の学習時間は、5つのテーマの断捨離によって生み出せる
第2回はコチラ⇒【第2回】不必要なモノを断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
第3回はコチラ⇒【第3回】悪い習慣を断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
第4回はコチラ⇒【第4回】人間関係を断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
手当たり次第に教材(=問題集など)を購入して、問題を解きまくる時期も確かに必要です。必要なのですが、それはあくまでも基礎固めが終わった後の話。TOEIC初心者のうちから、教材をいくつも手元に置くのは、決して良いことではありません。あなたにフィットした教材だけに集中し、効率的に学習していきましょう。
勉強法に関する本を20冊以上読みました
昔、「いかに勉強の効果・効率を向上させるか」をテーマに、勉強法についての書籍を読み漁っていた時期があります。
よく見かける「東大生が教える○○な勉強法」とか「私はこうして○○ヶ月で難関試験を突破しました」みたいな本のことです。それこそ20冊以上は読んだと思います。
それらの書籍から得たノウハウや考え方をベースにして、試行錯誤をくりかえしながら自分の勉強法を再構築した結果、自分でも驚くほど勉強の効果や効率が向上しました。
勉強のコツは実にシンプルです。
具体的には以下の10個のキーワードを意識して勉強すれば、きっと勉強上手になれます。設定した目標の達成スピードが2~3倍にはなるでしょう。
勉強のコツを表す10キーワード
とりあえず10キーワードを羅列します。
①反復
②一気
③集中
④周囲の環境
⑤戦略
⑥測定
⑦忍耐
⑧サポートアイテム(インデックスカード・タイマー・書きやすいボールペンetc)
⑨生活習慣
⑩タイムマネジメント
これら10個のキーワードが僕が考える勉強のコツです。
それぞれのキーワードを詳しい解説はまた別途記事にしようと思っていますが、ひとまず今日はこれら10個の中で最も重要な1つについてお話していきます。
それは、「反復」です。
これがなければ、他の9キーワードを満たしたとしても勉強の効率・効果は上がりません。勉強という行為の根幹を成す、非常に大切なキーワードです。
これを裏付けるエピソードとして、TOEIC講師の濱﨑潤之輔さん(HUMMERという愛称でおなじみ)のご経験が非常に参考になります。
HUMMERさんのTOEIC関連の著書は総じて評価が高く、TOEICという分野に及ぼした影響の大きさを考えると、TOEICの代名詞と言っても過言ではない人物だと思います。
そんなHUMMERさんですが、TOEICで800点中盤当たりで非常に伸び悩んだそうです。そのときのHUMMERさんの学習法は、とにかくAmazonのTOEICカテゴリーランキングを参考に、片っ端から本を購入し解きまくる。1回通して読んだら次の本。くりかえし読むことなく次の本。という感じでバンバン買っては解く、買っては解くというスタンスで学習されていたようです。
その結果がスコアの停滞。その状況を打破するきっかけとなったのが、1冊の本を使い倒すという方法だったのです。このエピソードの詳細はインタビュー記事(TOEICテスト対策&受験+オンライン英会話=欲しかった英語力が手に入る!!/濱﨑潤之輔さん)を読んで頂ければと思いますが、この話から学べるのは、
「様々なTOEIC教材に浮気するのではなく、自分にフィットした1冊を徹底してやり込むことで、本当の知識が身につく」ということです。
つまり、「反復(くりかえし)が重要」だということです。
僕のこれまでの学習経験を考えても、これは間違いないと思います。
時間の無駄&お金の無駄
書店に行っても、Amazonの中をサーフィンしても、Googleやyahooで検索してみても、いつも目に飛び込んでくるのは「興味を引き立てる広告」ばかりです。
莫大な数のTOEIC本・TOEIC教材が、なんとしてでも学習者の興味を引き、購入してもらえるようにアピールしてきます。
「2週間でTOEICの文法をマスターする方法」とか「TOEICハイスコア30日チャレンジ」とかそういった甘いキャッチコピーが所狭しと並んでいます。そして、販売者の思惑通りに、1人のTOEIC学習者が何冊ものTOEIC本や教材を購入することになるのです。(過去の僕のように。)
買った瞬間はモチベーションも高く興奮しています。「よし!次回のTOEICは200点アップさせるぞ!」と意気揚々です。しかしながら、次の日にはすでに興奮も覚め、勉強への意欲は下降していくのです。
買ったは良いものの、結局どの本や教材も最後までやり切れず、本棚に眠ってしまう。そして気がついたらまた新しい本を買っている・・・。このシチュエーションは、英語学習者が例外なく経験しているものだと思うのは僕だけでしょうか?
あなたの血肉にならないTOEIC本や教材を何冊購入したとしても、それは単なる時間の無駄であり、お金の無駄です。
時間の節約&お金の節約
逆に言えば、自分にふさわしい本や教材を徹底して選び、覚悟をもって購入し、その商品を使い倒すことを決意したならば、勉強効果は2~3倍に高まります。その商品の内容が本当の意味で自分の血肉になります。本当の意味とは、「実際の試験で活きる」ということです。
厳選した本や教材を何度も反復学習し、自分の血肉にすることで、その知識は本番で必ず役立ってくれます。つまり、正解率が上がり、スコアがアップするわけです。
あなたにふさわしい商品を厳選して購入し、それをひたすら反復して学習する。
このポイントを意識することでスコアが上がります。余計な本や教材に時間を奪われることがなくなるので時間の節約になります。当然、無駄なものを買わないのでお金の節約にもなります。
いいことばかりじゃないですか。
まさにこの一連のプロセスこそが、「余計なTOEIC教材を断捨離し、英語の時間を生み出す方法」に他なりません。
具体的な断捨離ステップ
早速断捨離を行っていきましょう。以下の3ステップをこなすことでTOEIC教材の断捨離が完了し、時間が生まれます。
ステップ1:80:20の法則を意識して家の中の本や教材を捨てる
80:20の法則を覚えていますか?以前に投稿した記事でお話した法則です。
→僕はこの5つの法則のおかげでTOEIC990点満点が取れました
大事なのは全体の20%です。あなたの家の中にあるTOEIC教材も、大事なのは20%だけです。つまり、もしあなたがTOEIC教材を10個持っているとしたら、本当にあなたの役に立つのは20%にあたり2個だけ。残りの8個は実際必要ないものなのです。だから捨ててください。捨てるなんてもったいないと思われるかもしれませんが、不必要なモノのせいであなたの気が散り、集中力が低下するデメリットは、そのもったいなさの比ではありません。なので、捨ててください。本や教材を減らすことによって、残ったものに対しての愛着や熱意が大きく深まりますから、精神衛生上良いと思います。
どうしても捨てられないなら、ブックオフに売ってください。
ステップ2:残った教材をもう一度最初から勉強する
ステップ1を経て、あなたの手元に残っているTOEIC本・教材は、あなたの価値観に沿って厳選されたものになっているはずです。それらを改めて最初から勉強してみてください。
すると、過去に一通り勉強したはずのその教材の中身が、全くあなたの頭に定着していないことに気がつくと思います。
僕も気に入った本や教材は何度もくりかえして読んだり解いたりしますが、その度に抜けがあることを発見しますし、新しく気づくことも多々あります。そもそも人間は忘れる生き物ですから、たった1回読んだり解いたりしただけでマスターできるわけがありません。
「もうこの商品には未練はない。学ぶことは何もない。本当にありがとう。」と心底感じられるくらいまで反復すべきです。その反復が本番に活きるのです。
ステップ3:今後は、しっかり考えて本や教材を買う
大前提として、TOEIC教材を購入する際は必ず「1つだけ」にしてください。同時に複数点購入したところで、効果的に勉強できる可能性はゼロに近いです。
「しっかり考えて、とことん悩んで、覚悟をもって買う」
この心がけ(マインドセット)を意識して、今後の新しい本や教材を買い足していってください。
買い足すと言っても、TOEIC800点くらいまでであれば、「発音」「文法」「単語」「リスニング問題集(模試)」「リーディング問題集(模試)」の5分野でそれぞれベストな1冊があれば充分だと僕は思います。
何度も言いますが、大事なポイントは「反復」です。
あなたのお気に入りの商品を徹底して使い込んでください。
ハイスコア(800点~)はすぐそこ
以上の3ステップ、
ステップ1:80:20の法則を意識して家の中の本や教材を捨てる
ステップ2:残った本や教材をもう一度最初から勉強する
ステップ3:今後は、しっかり考えて本や教材を買う
これらのステップを順々にクリアしていくことで、TOEICハイスコアを獲得できる日は劇的に近くなるでしょう。
取り組む教材を絞りに絞るので、余計な商品に使う時間が節約でき、相対的に時間が生まれます。余計な商品を買う必要がなくなるのでお金も節約できます。是非、「反復(=くりかえして勉強する)」を合言葉にTOEICの学習を進めてください。
世界的名著も応援してくれている
英国の作家・医師として名を残したスマイルズが1859年に発行して以来、現代まで読み継がれている世界的名著である「自助論」の中に勉強について言及されている部分がありましたので、最後に引用して終わります。
人間は誰でも、自己修養を通じて進歩向上したいと望んでいる。それでいながら、それ相応の努力を払いたがらないのが世の常だ。ジョンソン博士はこの点を、「勉強に耐えられないのは、現代の心の病である」とズバリ言い当てている。
※ジョンソン博士とは、18世紀の英国において「文壇の大御所」と呼ばれた文学者。
この言葉を肝に銘じ、僕たちも病人(=勉強することから逃げる人)としての毎日を送ることがないように、日々努力を継続して参りましょう。
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