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目次
英検1級に独学で合格するまでに取り組んだ勉強法
この記事は、あなたからのフィードバックを頂きながら完成度を高めていきたいと思っています。
ひとまず僕が僕の感覚で「英検1級に合格するまでに取り組んだ勉強法」を書いていきます。
ただ、それでは不十分だと思うのです。
「ここはそこまで深く書かなくていいだろう」と僕は判断してしまったポイントであっても、ある人にとっては、「ものすごく詳しく知りたいポイント」かもしれないからです。なので、もしこの記事をお読み頂いた後に、「もうちょっと詳しく知りたい部分」があれば、ぜひこの記事の最下部にコメントして頂けたらと思います。
頂いたコメントをもとに記事を順次アップデートしていきますので、ぜひお気軽にコメント頂けたらうれしいです。よろしくお願い致します。
それでは、内容に入ってまいりましょう。
残業100時間がきっかけとなり、英検1級を目指すことを決める
僕が「英検1級」を取ろうと決めたのは、2016年の夏です。当時勤めていた会社での残業が3ヶ月連続で100時間を超え、ゾンビのような毎日を送っていた頃です。
もちろん、会社員として働く以上、こうした無茶ぶりは仕方ないと思っていましたし、困難な状況の中にこそチャンスが眠っていると毎日自分に言い聞かせていたので、ゾンビではありましたが、メンタルはなんとか保っていました。
そして、「どうせならこの状況を、あとでおもしろく語れるような形にデザインしてみよう」と考えるに至りました。
そこで立てた目標が「英検1級」でした。
残業を毎月100時間こなしながら、英検1級を取ることができるのか?
その実験のために英検1級合格を目指し始めたのです。
約2ヶ月後に迫っていた一次試験まで、僕は以下の2点にフォーカスして学習に取り組みました。
1.単語にフォーカスする
まず、限られた時間の中で、自分が決めた目標を達成するためには、かける労力に対して、最もリターンが大きいものにフォーカスするべきだと考えました。そして、最優先で取り組むべきは、「ボキャビル(=語彙力アップ)」だと考えました。
正直なところ、単語暗記はかなり嫌でしたが、合格のためには通らねばならない道と考え、自分を説得しました。
「英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)」を購入し、学習を開始しました。
2.過去問にフォーカスする
単語の次に重要だと考えたのが「過去問」でした。
どんな資格試験でも、過去の合格を勝ち取った人たちの「合格体験記」を読むと、明らかな共通点が見つかりました。
それは、「徹底的に過去問を解いていること」でした。
言うまでもありませんが、過去問は、その試験の対策のためのベストな問題集です。
過去問を通して「どのパートで、どれくらいの点数を取るべきか」というポイントを分析し、自分なりの戦略を立て、それを愚直に実行していく。これができれば合格に限りなく近づくことができると考えました。
以上の2点にフォーカスし、学習を開始しました。
そして、一次試験を迎えました。
結果は、不合格
当日の手応えは「単語力が全然足りない」という感じでした。
「パス単」は7割くらい覚えたと思ったのですが、全然ダメでした。
合格点2028点に対し、1958点で不合格となりました。
時間がない中、自分なりに一生懸命勉強したうえでの不合格だったので、ショックでした・・・。
モチベーションも一気に低下し、その次の英検は申し込みませんでした。
またまた不合格
その後、会社からの独立や京都への引っ越しなどがあり、目まぐるしい日々を過ごしました。
ただ、英検のことだけは常に頭の片隅に残っており「宙ぶらりん状態」の気持ち悪さを感じていました。
それが嫌だったので、とりあえず2017円6月の一次試験に申し込みましたが、独立して間もない時期で精神状態が安定しておらず(笑)、全く英検の勉強に集中できませんでした。結局、何もせずに本番を迎えることになってしまいました。
あわよくば・・・と思って受けましたが、結果はやはり不合格でした。当然の結果です。
さすがにマズいと感じ始めました
正直、2回も落ちるとは思っていませんでした。3回目落ちたらシャレになりません。ようやく独立後の生活も慣れてきた頃だったので、本気でコミットすることを決めました。
ふたを開けたまま放置していた英検1級を、なんとしてもクローズしなければなりませんでした。
本棚の奥に眠っていた「パス単」を引っ張り出し、約2ヶ月後に控えていた一次試験に照準を合わせて学習を始めました。
2度の不合格の経験のおかげで、すべきことが明確になっていたので、計画を立てるのは楽でした。
僕が取り組んだのは、ただ1つだけ。
「単語を覚える」ということだけです。
それまでも「単語が重要」だということは認識していました。しかし、100%本気になれてはいなかったように思います。
自分では「7割くらい覚えた」と思っていても、実際には「5割(半分)くらいしか覚えていない」のが単語暗記の実態なのです。
なので、今回は極端に「単語」にフォーカスすることに決めました。
寝ても覚めても「単語だけ」でした。
1ヶ月ちょっとで「パス単」を覚えきりました。
さらにダメ押しで、植田一三さんの「英検1級英単語大特訓」を追加で購入し、その中の「重要単語として太字になっているが、パス単には載っていないもの」を全てピックアップし、一次試験本番までの全ての時間を使って、覚えまくりました。
そして、本番を迎えました。
当日の手応え、そして結果発表
当日の手応えは、不合格となった2回に比べて明らかに良かったです。
単語を覚えまくったおかげで、リーディングはスムーズに読めましたし、リスニングもリズム良く解くことができました。「単語の重要性」をあらためて認識せざるを得ませんでした。
その後、結果が発表されました。
3度目の正直で合格することができました。さすがにこのときは、とてもうれしかったです。
単語学習に関して、読者様より以下のご質問を頂きましたので、お答えします。
会社の上司で一人、一級の合格者がいます。
その方も、目標にコミットして猛烈に勉強する時期が必要と話していました。
集中的に単語を学習して、それを覚えられた勉強体験を伺いたいです。
私の経験上、単語帳と例文を読むだけでは新しい単語は覚えられず、新聞記事やニュース等で同じ単語を目にしたり、耳にしたり、あるいは自ら使わない限り身につかない感触です。
英検一級の難解奇怪な単語は、新聞で目にして嬉しく思うこともあります。
しかし何しろ量が膨大で、私のような不器用な勉強法では覚えきれないという恐れを感じざるを得ません。
確かに「単語帳と例文を読むだけ」の学習は、単調でキツい方法だと思います。やはり文章の中で覚えたり、自分が使う中で覚えたりしたほうが、自然な形で覚えられるのは間違いないと思います。
ただ、質問者様もおっしゃっておられる通り、英検1級合格のために覚えなければならない単語は「量が膨大」です。英検1級合格に足る単語を、文章を読んだり使ったりしながら覚えようとしたら、どれくらい時間がかかるのか見当もつきません。
英検1級の学習のために使える時間が、あり余るほどある場合は別ですが、そういう方は稀です。
その意味で、「短期間に一気に詰め込む」というステップは必要不可欠かと思います。
「短期間に一気に詰め込む」ためには、やはり「単語帳」を使うのが手っ取り早いです。
そして、単語を覚えるために最も重要なのは「反復」です。僕自身、なかなか覚えられない単語は「英単語を見て、頭をフル回転させて日本語を思い出す。限界まで粘って意味が出てこなければ、答えを見る」というプロセスを何十回もくりかえします。それくらいしないと、単語はなかなか覚えられません。
この「反復」を前提として、僕が活用している暗記テクニックが2つありますので、以下に紹介させて頂きます。
リンクテクニック
これは、「自分がすでに知っている情報・概念」と「新しく覚える単語」をリンクさせて(=くっつけて)覚えるというテクニックです。
例えば、上記で紹介した「英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)」には、「pep up(盛り上げる)」というワードが出てきていましたが、僕は「pep」から「ペプシマン」を連想、「up」から「手を上げている様子」を連想し、「ペプシマンが手を上げて人々を『盛り上げている』様子」をイメージして覚えました。
このように、自分なりに頭の中で情報をこねくり回して、覚えてしまうのがこのテクニックです。
カテゴリーテクニック
これは、「同じような意味のカテゴリーの単語を、グループでまとめて覚えてしまう」という方法です。
例えば、「楽しい」という意味の英単語には、「happy、entertaining、merry、festive、festal、pleasant、enjoyable、pleasurable」など色々あるわけです。これらをまとめて覚えてしまうということです。
記憶は、「頭の中に何かしらのひっかかりを作る」のが重要ですので、まとめて覚えると、ひっかかりが増えて、思い出しやすくなるように僕は感じています。
上記で紹介した植田一三さんの「英検1級英単語大特訓」は、まさにカテゴリー別に単語が掲載されているので、とてもありがたかったです。
以上の2つの方法を使って、僕は単語を覚えています。
一次試験が終わったら、すぐに二次試験
一次試験に合格したら、すぐに二次試験がやってきます。
それまでの対策はゼロだったので、急いで「14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書) 」を購入、そしてDMM英会話を契約して、付け焼き刃のトレーニングを行いました。
トレーニングをしていて、「こりゃあ、二次試験、予想以外に手強そうだ・・・」と感じました。アカデミックなテーマに対する自分の意見を、理路整然と2分間で述べるというのは、意外と大変だということが分かりました。そして当日。「一次試験の免除の権利は3回あるのだから、今日は変に力を入れず、落ち着いてベストを尽くそう」という弱気なスタンスで面接室に入りました。
焦って、凡ミスを犯す
英検1級の二次試験は、「与えられた5つのトピックから1つを選び、それについて2分間のスピーチ。その後に面接官2人との質疑応答」という形式です。
その日、与えられたトピック5つに目を通した瞬間に、「ヤバい」と焦りました。
ヤマを張っていたトピックの質問が、その中には1つもなかったからです。
仕方ないので、多少は話せそうなトピックを選び、2分間スピーチをしました。
しかし、終わったあとの面接官との質疑応答が全く噛み合いませんでした。なんでこれほどまでに会話が噛み合わないのか不思議で仕方なかったのですが、試験が終了して、帰宅しているときにその理由が分かりました。
僕は凡ミスを犯していたのです。
具体的には、「〇〇は時間の無駄と思いますか?」という質問に対して、「はい、無駄だと思います」というスタンスでスピーチを始めたのに、実際に僕が話していたのは、「いいえ、無駄だと思いません」というスタンスの人が話す内容だったのです。簡単に言えば、「質問を読み違えた」ということです(苦笑)
質疑応答が噛み合わないのも納得です。僕は「結論」と「理由」で全く逆のことを言っていたわけですから。
結果は予想通り・・・、
不合格でした。でもギリギリ不合格という感じだったので、「次はいけるな」と思ったのも事実です。
スピーキングの練習にフォーカス
一次試験に合格したら、その後1年間(=合格した回の次の回から3回)はいきなり二次試験から受験可能となるので、多少は時間的な余裕がありました。なので「ここは丁寧にいこう」と考え、「英語で話す力」を購入して、コツコツ音読したり、オンライン英会話のレッスンもできる限り入れたりして、スピーキング力を鍛えていきました。
ちなみに「英語で話す力」を選んだのは、単純に他の対策本に比べておもしろそうだったからです。この本は英検1級に特化した本ではありませんが、十分に対応可能でした。
毎日練習していると、やっぱり上手くなってくるので、それが続けるモチベーションになりました。
2回目の二次試験挑戦
2回目ということもあり緊張しませんでしたし、前回に比べて面接官のおふたりもとてもフレンドリーに試験を進めてくださり、リラックスして受けることができました。
トピックは「女性の社会進出」についてのものを選び、調子に乗ってスピーチしていたら2分をオーバーしてしまいましたが、許容範囲という感じだったと思います。
その後の質疑応答も楽しく会話をしながら進行し、試験終了となりました。その日は、とても清々しい気持ちで帰宅することができたのを覚えています。
そして、結果が出ました。
ようやく英検1級に合格することができました。やっと「未完了」のことが1つ「完了」しました。「未完了」のことほど自分のエネルギーを奪うものはありません。やっと次に向かって100%の力で進めるようになりました。
まとめ
英検1級の勉強から得たものは、やはり、「単語は全ての土台」だという気づきです。
英語学習において、最も苦しく上達実感を感じられないのが「単語を覚えること」だと思います。
ただ、現実を受け入れる必要があります。
英語圏に留学したら「ふだんの会話の中で自然と単語を覚えていく」ということが可能なのかもしれません。(ただ、実際は留学して相当ハイレベルな英語力のお持ちの方も、「必死で単語を覚える」という期間は経験しておられるのです。)
でも、日本国内で独学する以上、「自然と英単語を覚える」なんてことは不可能なのです。
本気になって、気合いを入れて、単語を地道に覚えていくというプロセスが必要不可欠なのです。
少なくとも、僕の今の英語力から「単語を必死にたくさん覚える」というプロセスをマイナスしたら、なーんにも残りません。
今、洋書を楽しめているのは、単語を覚えたからです。
海外ドラマや映画をほぼ字幕なしで楽しめるのは、単語を覚えたからです。
もちろん英検1級に合格できたり、TOEICで満点が取れたりしたのも、単語を覚えたからです。
今回の英検1級挑戦によって、僕が得たのはこの部分の気づきです。
最も価値があるものは、最もキツいところに眠っている。僕はそう思うのです。
英検一級の勉強法。知りたかったポイントです。
単語力。やはり一番の壁は大問1ですよね。
前回ブログで準一級に合格したとお伝えしました。
三回受験してようやく合格した時の一次試験の結果がそこそこのスコアでした。
英検CSEスコア 1973/2250
準一級は一級よりも満点が少ないにもかかわらずの結果だったこともあり、少し自信を持ち一級の勉強に手をかけました。
しかし、過去問を解いてみてすぐに見たことのない単語ばかりが並ぶ4択問題に唖然。
教本も買いましたが大問1の章で、せっかく開始した勉強は停止してしまいました。
何とか準一級の2次試験を突破した今、一級の学習を再開しようと考えています。
会社の上司で一人、一級の合格者がいます。
その方も、目標にコミットして猛烈に勉強する時期が必要と話していました。
集中的に単語を学習して、それを覚えられた勉強体験を伺いたいです。
私の経験上、単語帳と例文を読むだけでは新しい単語は覚えられず、新聞記事やニュース等で同じ単語を目にしたり、耳にしたり、あるいは自ら使わない限り身につかない感触です。
英検一級の難解奇怪な単語は、新聞で目にして嬉しく思うこともあります。
しかし何しろ量が膨大で、私のような不器用な勉強法では覚えきれないという恐れを感じざるを得ません。
前回のコメント返信ありがとうございました。
留学経験なし、独学(私も同じ)で目標を達成されたふーじーさんの意見は参考になります。
こんにちは!今回もコメントありがとうございます。
このコメント欄でご返信しようとすると、膨大な量になって見にくくなってしまいそうだったので、
記事の中に加筆してご質問にお答えさせて頂きました。
記事の中盤あたりに加筆しておりますので、またお時間ある際にご覧いただけましたら幸いです。
ふーじーさん。
ブログ読みました!
ブログ更新での詳しい説明ありがとうございます。うれしいです。
「頭をフル回転させて思い出す」
難しいですけど地頭を回転させて覚えていく必要がありますね。
私は分からない単語に出会った時は、ノートに付けていくということを地道に続けています。
復習による「反復」ですね。頭をフル回転させてがんばってみようと思います。
それから、紹介していただいている本。
「英検1級英単語大特訓」
ですが、意味・カテゴリーごとの分類というのは新しくていいですね。
スピーキングでの重複を避ける言い換えや上級のTOEIC問題にも活かせそうです。
植田一三さんの本は以前、読んだことがあります。
「英語で意見を論理的に述べる 技術とトレーニング」
準一級面接対策としてトライした本で、このレベルで話せられればどんな英会話場面でも耐えられると思うほどの内容なのですが、私にはレベルが高すぎました。
一度は挫折した植田一三さんの本ですが、チャレンジしてみようかなとも思っています。
ありがとうございました。これからも参考にさせていただきます。
初めまして。いつもメルマガやブログを拝読させていただいております。ふーじーさんの前向きな努力を惜しまない姿勢に励まされております。
英検1級の合格、おめでとうございます!私は先月2月に2度目の2次試験に不合格でした。その前の秋の初めての2次試験は独学で市販本で勉強しましたが、あと20点足らずでした。次は英検2次のために10万円ほどを支払い、6回の面接対策学校に通い、面接後は自信もまあまあありましたが、あと10点足りませんでした。モチベーションが下がってしまい、毎月受験しているTOEICさえも行きませんでした。
ふーじーさんはお忙しい毎日の中で心が折れそうになったりしたことはありませんか?もしあればその時どうされましたか?また、2次対策についてもう少し詳しく体験を教えて下されば幸いです。
よろしくお願いいたします。
初めまして!
お返事遅くなってしまい申し訳ありません。
自己投資をして、時間もかけて、それで結果が出なかったときは
モチベーションが下がるのは仕方ないと思います。
そこで何とか保って、粘り強く続けらるかが鍵だと思います。
もちろん僕もモチベーションが下がるときはあります。
その時は、その目標の「先」をイメージするように意識しています。
僕の中で「TOEIC満点や英検1級」は「その先にやりたいことの1ステップ」でした。
だからこそ頑張れたのだと思います。なぜ「英検1級を取りたいのか?」を再度深堀して頂いて、
その先にある目的を認識し直すと良いかもしれません。
また、2次対策については、「数」です。
6回の対策だと数が少ないように思うので、
オンライン英会話などで「毎日」2分間のスピーチの練習をして頂くのがおすすめです。
粘り強く取り組んでください。
合格を願っております!