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目次
TOEIC公式問題集7を解きました!
少し前になりますが、2020年12月4日(金)は「TOEIC公式問題集7」の発売日でした。
前回「TOEIC公式問題集6」が発売されたのが「2020年2月21日(金)」だったので、約1年ぶり。いつもより出版のペースが遅かったですが、コロナでTOEICの中止が続いていたので仕方ないですね。
今回もいつものようにレビューをしていきたいと思います。
「リーディングの音声」が特典でついている
前回と同様、今回もしっかりと「リーディングの音声」が特典としてついています。
僕がイチTOEIC学習者として勉強していた頃は、公式問題集に「リーディング音声」は付属していなかったので、今は本当にクオリティが上がっているなぁと感じています。勉強するときは、どれだけ本番に近いもので取り組めるかどうかが非常に重要ですので、リーディングの音声がついていると、本番に出てくるナレーターさんたちの声に慣れることができるのでありがたいです。
それでは、TEST1・TEST2それぞれについて書いていきます。
TOEIC公式問題集7「TEST1」について
まず、TEST1についてです。
解いてみた結果は以下の通りでした。
リスニング100点/100点
リーディング99点/100点(間違えた問題:194番)
リスニングセクションは、最近(2020年11月)の公開テストと比較して、「やや易しめ」の難易度だと感じました。
ただ、Part1〜Part2にかけて多くの人が「見たことあるけど思い出せない」という感じで悩みそうな単語が多く出てきていたのが印象的でした。「単語は完璧に覚えておかないと本番では役に立たないですよ!」というTOEICからのメッセージだと思います。
一方、リーディングセクションは、最近(2020年11月)の公開テストと「同じくらい」の難易度だったと思います。ただ、全体的に見て「同じくらい」の難易度だったのであり、Part7は「シングルは易しい」「ダブルは普通」「トリプルは難しい」という感じのエスカレーター方式でした。
以下、各パートの難易度です。(あくまでも僕の主観ですので、参考までにお願いします。)
Part1:やや易しい
Part2:やや難しい
Part3:やや易しい
Part4:やや易しい
Part5:普通
Part6:普通
Part7:普通(シングルは易しい、ダブルは普通、トリプルは難しい)
TOEIC公式問題集7「TEST1」を解いて感じたこと
いろいろなところで言っていることですが、TOEICはやはり「単語」につきるなと感じました。リスニングを聞いていて「分からない単語(もしくは音が繋がって知らない単語のように聞こえるもの)」が出てきたらどんな人でも脳がフリーズするはずです。そうなると、そのあとの話を冷静に聞けなくなるので間違いにつながります。Part2には、あえて聞き取りづらくしているようなフレーズがいくつも出てきていました。
知らない単語をどれだけ潰せるかがスコアアップに直結することは間違いありません。
また、知らない単語が出てきたとしても、なんとか正解をもぎ取るためにPart3・Part4では「先読み」は必須です。
あとは、特にPart7において、今の時代のトレンドを反映した問題も多数出てきており、以下に世の中の事象に関心をもって背景知識を仕入れておけるかどうかが重要になると感じました。
TOEIC公式問題集7「TEST2」について
続いて、TEST2についてです。
解いてみた結果は以下の通りでした。
リスニング100点/100点
リーディング99点/100点(間違えた問題:177番)
リスニングセクションは、最近(2020年11月)の公開テストより「難しめ」の難易度だったと思います。(特に、Part3が難しかったです。)
リーディングセクションは、最近(2020年11月)の公開テストと「同じくらい」の難易度に感じました。ただ、文章自体はシンプルな英語で書かれているものの、背景知識がないとまったくピンとこない問題がいくつかありました。(個人的には、海運とか陸運の話が背景知識が薄くて苦手なんですよね笑)
以下、各パートの難易度です。(あくまでも僕の主観ですので、参考までにお願いします。)
Part1:易しい
Part2:普通
Part3:難しい
Part4:難しい
Part5:普通
Part6:普通
Part7:普通
TOEIC公式問題集7「TEST2」を解いて感じたこと
先ほども書きましたが、TOEICはどこまでいっても「単語」がすべてです。これは僕の今までの経験上絶対です。単語をおろそかにしてしまっていたら、他のどんなことを必死に頑張っても穴の空いたバケツに水を注ぐのようなもので意味がありません。単語は確実に覚えていきましょう。(理想は出題されている単語をすべて覚えること。)
また、このTEST2はリスニング(特にPart3)が難しかったですが、「難しくて聞き取れない部分」というのは実は正解の根拠にはならないケースがほとんどであることを認識しておく必要があります。
つまり、しっかりと「先読み」をして、要所要所を押さえて聞くことができていたら、全問正解できるのがTOEICなのです。それを忘れずに、たとえ聞き取れないところがあっても焦らずに問題を解いていく姿勢が大切です。
まとめ
というわけで、今回はTOEICの公式問題集7について書きました。
この記事を書いている今日は2021年1月8日(金)ですが、ちょうど今日からまた緊急事態宣言の期間となりました。
在宅勤務になる人、どこかに出かける予定がキャンセルになった人などたくさんおられると思います。
再びのステイホーム期間、あなたはどんな毎日を過ごす予定でしょうか?
ステイホームになり、実は普段よりも時間ができたという人もいらっしゃるのではないでしょうか。その時間をなんとなくテレビやネットを見て過ごすのか、もしくはその時間を自己研鑽の時間に使うのか、その選択は今後の人生を左右するくらいインパクトが大きいものだと僕は思います。
ぜひ、ステイホームの時間を活用して公式問題集に取り組んでみてください。
次回、公式問題集8が発売されたら、また記事書きます。
こんにちは。
初めてコメントを残します。
同じ問題集でTest1の194番をDを選択して間違えました。
後になって解いてみると簡単にAが答えと分かるのですが、
それでも,Dがダメな理由がいまいちはっきりと分かりません。
(解答にもDがダメな理由は特に記述がないので)
私は表の”Percent of users who report that FBS has reduced their commute time: 12 percent”
を見てDを選択してしまったのですが、それだとDの答えのSome worker がworkers か分からないからダメなのでしょうか?
それとも、他の理由でしょうか。
明らかに、Aの方が答えとして正しいと思いますがDの可能性を捨てきれない自分がいます。笑
今後、この手の問題で減点されないように理由を明確にしたいと思っています。
もし、可能であればお返事お待ちしてます。^^
長文失礼いたしました。
コメントありがとうございます^ ^
この問題、なかなかややこしいですよね・・・。
ただ、よくよく考えてみると確かにそうだなぁと思ったのですが、
「通勤通学時間が少なくなること」と「職場に早く着くこと」って厳密にはイコールではないと思われます。
というよりも、書いてある情報からだけでは判断がつかないと言ったほうが正確かもしれません。
通勤通学時間が少なくなった分、確かに以前と同じ時間に家から出たとするなら、職場には早く着くはずです。
ただ、通勤通学時間が短くなったから、その分、家を出るのを遅らせて、結果として以前と同じ時間に職場に到着しているのかもしれません。
このように判断できないので、Dは正解とは言い切れないと僕は捉えております。参考になったら幸いです。
こんにちは、通りすがりのものです。Toeic特有の「これを否定する要素が見つからないからこっちかもなぁ。でも常識が備わった人種であればこっちを選ぶかなぁ。」と言う事に出くわします。向こう側は「より考えられるのはどの答えか」と保険をかけてきます。
私は製造業の技術部で働いてまして、先行特許を回避できるか検討するのに注意深く構成要素を抽出し、先行発明への抵触有無を見極めます。でもtoeicでこんな細かな方法をとれば、「これを否定する要素が見つからないのでこっちも正解では?正解が二つあるよ。」となってしまいます。向こうは明らかなチョンボはしませんが、結構文の構成は緩い気がします。なので「より考えられるのは」と保険をかけてる。。。また日本では試験後は文句を出させない様に公開しない徹底ぶり。何度も公式本を解いて痛い目に遭いながら向こうの緩さに合わせる(ぼんやり見えてくる様に思います)のが結構近回りかと思います。たったの860点取得者からの長文失礼しました。