【無料】短期間でTOEICスコアを100〜200点アップさせるための秘密のレポート【TOEICを卒業するための5つのステップ】プレゼント中です。僕が留学なし・独学でTOEIC満点を15回取れた秘密を全部つめこみました。
話題の賛否両論本
・「間違った英語が身につく典型」
・「頭が混乱する本」
・「まったく役に立たない本だった」
この「リーディング教本」のAmazonレビューには、感情むき出しの酷評が並んでいます。
しかしながら同時に、
・「英文解釈の勉強を数年節約でき、英語雑誌が読めるようになる!」
・「読解の技術を習得するための最高の参考書」」
・「英語力が伸びる元となる本!」
などなど、こちらもまた感情むき出しの絶賛評価が並んでいるわけです。
こうした二極評価は、ビジネス書などではよく見られる現象ですが、英語関連の書籍においては珍しい現象です。
レビューの中には「高評価をつけている人はステマ(要するにやらせ)だ!」みたいな主張もありましたが、ステマがステマじゃないかなんてどうでもいいことです。なぜなら、僕が自分自身で読了してみたからです。
今日の記事では、僕がリーディング教本を実際に読んでみて感じたことを書いていきたいと思います。
全部読むのに20時間
結論からいうと、この本は非常に役に立ちました。
内部進学によって大学に進んだため、本格的な大学受験を経験していない僕にとっては、まさに新世界を感じさせてくれるような本でした。
さらに、TOEICのPart5・6において僕がモヤモヤしていた部分(英文の構造の解釈)をスッキリと解決してくれました。
読了に20時間くらいかかってしまいましたが、その時間を投資しただけの価値はあったと思います。
ただ同時に、「この本の価値を感じられる人は決して多くない」ということもよく理解できました。
次の2種類以外の人が「リーディング教本」を読んでしまうと、Amazonに低評価レビューを書きたくなってしまうと思います。
リーディング教本を活用すべき2種類の人
以下のどちらかにあなたが当てはまる場合は、この本を学習に取り入れる価値は十分にあります。
①早稲田大学、慶応大学以上の難関校を狙う受験生
②TOEICなどの試験において、パッと意味が取れない英文が出てきたときにモヤモヤしちゃう人
①に関しては、あくまでも僕の感覚に過ぎませんが、よほどの難関校を狙わない限りは、リーディング教本で説かれているほど緻密な英文解釈は必要ないと思います。
大学受験未経験の僕が言っても説得力ゼロかもしれませんが、本屋さんで各大学の英語の試験問題を見てみた感じだと、僕の感覚は間違っていないと思います。
続いて②の方々。もちろん僕もこのタイプの人間です。
意味が分からない文章などが出てくると、ものすごく気になってしまい、時間を浪費するタイプです。
例えば、「What harm has been done you ?」という非常にシンプルな疑問文。
これを何の違和感もなくスムーズに理解できますか?意味だけでなく構造も正確に説明できますか?
この文章は受け身(been done)です。
受け身の文章とは「目的語が主語になる文章」のことです。
受け身の文章なのに、youという目的語がbeen doneの右側に残っていることは、この文章は(S V O O)、つまり目的語が2つある型の文章です。
つまり、giveを使った文章、例えば「She will give me a present.」というような文章と同じ型です。
したがって、「Do」という動詞は、(S V O O)という形でも使えることが分かります。
「do 人 harm」で「人に害を与える」という意味なんですね。
こういったシンプルな一文でも正確に理解しようとすると意外に大変です。
大変な分だけ、こうして英文解釈をトレーニングし、力をつけていけば、英文を読むスピードが上がることは間違いなさそうです。
特にTOEICのPart5・6・7を解答するスピードは格段に上がるでしょう。
そもそもTOEICに出てくる英文自体は決して難しくはありませんし、問題の出題パターンも決まっていますから、英文の解釈さえ間違えなければ、「わからない部分が1つもない」という状態を実現できるわけです。
TOEICで「時間内に全ての問題が解き終わらない」という悩みを抱えているのなら、試してみる価値がある本だと思います。
以上の2パターン。このどちらかに当てはまる場合は、リーディング教本はあなたの英語力向上につながるはずです。
どんな内容?
ここで内容にも触れておきましょう。
まず前提として、この本は「文法書」ではありません。
英文法の全体像を、なんとなくても理解できている人でないと、リーディング教本は読めないと思います。
ですので、文法はチンプンカンプンという方は、文法書を1冊勉強してみてください。リーディング教本はそのあとです。
参考までに、文法書のおススメは「Forest」です。
「1億人の英文法」も僕は好きですが、リーディング教本との相性は良くないと思います。
なぜなら、「1億人の英文法」のベースにある考え方は、「感覚で英語を理解しよう!」である一方、「リーディング教本」のベースには「論理で英語を理解しよう!」という考え方があるからです。
「感覚」VS「論理」。まさに水と油ですね。
話が逸れましたが、リーディング教本は「文法書」ではないということを理解して頂いた上で、リーディング教本から学べることは、
「英文における基本的なルールを押さえた上で、文章の中の各単語の品詞(名詞、動詞、形容詞etc)と働き(主語、目的語、補語etc)を見抜き、適切な意味でその英文を解釈していくための方法」です。
言い換えるならば、「感覚で英文を読むのではなく、構造を正確に理解した上で根拠をもって読むための方法」です。文法が嫌いな人は、もうこの時点で「オエッ」という感じかもしれませんが、頑張ってください。
この方法を学ぶことで、例えばTOEICにおいては、
・「whoever」や「whenever」の使い方
・「if節・whether節」の2つの働き
・過去分詞を「受け身として使うのか」または「名詞修飾として使うのか」の見分け方
など、TOEICで多くの受験者を惑わす部分を明確に学ぶことができるため、今後は根拠をもって解答できるようになります。
リーディング教本で学べる方法は、決して簡単ではありませんし、多くの人が敬遠する方法です。
しかし、多くの人が敬遠するからこそ、この部分を学ぶことにより、一歩リードできるのだと僕は思います。
万人受けする=たいしたことない
著者は本の中で以下のように述べています。少し長いですが引用します。
私のやり方はいわゆる「品詞分解」と呼ばれる方法ですが、これに触れて少しでも魅力を感じる人は10人中4人位です。
そのうち特に強烈に魅きつけられる人は2人位で、この2人は本人も信じられないようなスピードであっという間に英語ができるようになります。
(中略)
それに対して、私の方法に触れて、少しも心が動かない人が10人中4人位います。
それから強い反感を持つ人が10人中2人です。
そういう人はわざわざ私のところに「先生のやり方は邪道だと思います」とか「何を言っているんだかさっぱりわからない最低のやり方だ」とか「キワモノですね」とか言いに来ます。
でも、そんなことはどうでもいいのです。
大事なことは無作為に抽出した10人の中にいつも2人は私のやり方で劇的にできるようになる人がいるということなのです。また、この2人に入らなくても、私のやり方に触れて魅力を感じる人であれば、勉強を続けると必ず実力は向上します。
ですから、私は「この本は全ての人に買ってもらわなくてもよい。その代わり、全ての人に是非一度見てもらいたい」と思うのです。「英語リーディング教本」P293
この言葉を踏まえると、著者は最初からAmazonのレビューが真っ二つに割れることを分かっていたわけですね。
著者が言われている通り、この本に魅力を感じる人であれば、この本で忍耐強く学習することによって、大きく英語力が向上すると思います。
僕が考えるに、この本に魅力を感じる人は、「リーディング教本で学べる方法を、意識的に、もしくは無意識的に求めている人」です。
つまり、先ほどお話しした2種類の方々(「早稲田大学、慶応大学以上の難関校を狙う受験生」「TOEICなどの試験において、パッと意味が取れない英文が出てきたときにモヤモヤしちゃう人」)だと僕は思うのです。
この本は、フィットする人にはおそろしくフィットするでしょう。
万人受けするものは大したことないものが多いですが、クセのあるものは、特定の人に対しては絶大な効果を発揮するものです。
もし少しでも関心を持たれたなら、本屋さんで立ち読みなどをして内容を確認してみてはいかがでしょうか。
自分にフィットする教材を
実は、このリーディング教本、僕は会社の同僚からもらい受けました。
彼女はリーディング力をつけたかったらしく、勢いでリーディング教本を購入したらしいです。
しかし、彼女にはフィットしなかった。
その結果、新品同様の状態で僕に贈呈してくれたわけです。
そして、僕はこの本を読了し、「わりと自分にフィットしている」と感じることができたということです。
この事実からも分かるように、これだけ莫大な数の英語教材、英語書籍が溢れている現代ですから、自分にフィットしたものを探し当てるだけでも一苦労です。
なので、もしあなたが「この本を買ってみようと思うんだけど、自分に合うかなぁ?」とか「この教材にチャレンジしてみたいんだけど、実際のところ効果あるのかなぁ?」とかいった悩みを抱えておられるのなら、僕に教えてください。
僕は最近、英語力の底上げを図るために色々な方法を取り入れてみたいと思っています。
ですので、可能な範囲で、僕があなたに先立ってその教材なり書籍を購入して、僕が実践して今日のリーディング教本のようにレビューと感想を書きたいと思います。それをあなたの教材選択の参考にして頂ければ、無駄なお金を使う必要もなくなるはずです。
Twitterもしくはこのブログのお問い合わせフォームを通じてお気軽にご連絡ください。
ではでは、今日も長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
コメントを残す