英語(TOEIC)をきっかけに人生を良くする

~英語(TOEIC)を媒介として人生のクオリティを上げていく~

TOEICに求められるのは「英語力」でなく「実力」である

   

Photo credit: birgitkulbe via Foter.com / CC BY-NC

Newsweek日本版の記事

Newsweek日本版で「新生TOEICで試される、英語コミュニケーションの実力」という記事を読みました。この記事では、TOEICが新形式になった背景やその特徴などを、IIBC(=TOEICの運営元)の山下常務理事が語っています。



新生TOEICで試される、英語コミュニケーションの実力



この記事の中からいくつかコメントを抜粋させていただきます。

山下氏は、「一般社会やビジネスシーンにおいて、英語の使われ方は少しずつ変化している。できるだけ社会の状況を反映したものを取り入れるのが狙い」と、改訂の目的を語った。

例えば、急激に進むIT化によってツイッターなどのSNSが普及し、多くの人たちの日常生活で使われるようになった。こうしたやりとりもテストに取り込まれているという。「別の言葉でいうとオーセンティック(実際的)」と山下氏が説明するように、実社会で使われているものに近い、実践的な英語力が問われる出題形式が採用されている。

また、従来は高得点を取得するための攻略テクニックやコツが出回っていた面があり、本来の試験のあり方を見直す意図も含まれている。



全体の文脈を理解できて初めて答えが分かる問題も出題される。こうした問題では、攻略のためのテクニックは通用せず、すべての会話を正しく理解できる能力が求められる。

会話や文章をしっかり理解しないと解けない問題が増えたことで、本来の英語のコミュニケーション能力を測ることのできるテストへとアップデートされた。

などなど。TOEICが新形式になり、より実践的な英語力が求められるようになりました。

TOEICは「難しくなった」わけではない

僕は仕事柄多くのTOEIC学習者の方々と接しますが、みなさん口をそろえて「新形式になってかなり難しくなった」と言います。

でも、実はそれはちょっと違うのです。

難しくなったわけではなく、「テクニックで解けなくなった」ということなのです。

おそらく、旧形式のときからテクニックに頼らず真っ当な方法でTOEICで取り組んでいた人は、それほど形式変更に影響を受けていないと思います。

形式変更の影響を大きく受けているのは、旧形式のときに「解答テクニックに頼ってリスニングを解いていた人」や「拾い読みをしながらリーディングを解いていた人」です。

つまりTOEICが「難しくなった」のではなく、「本来の自分の実力があぶり出されるようになった」ということなのです。

耳が痛いかもしれませんが、それが現実です。

TOEICで求められるのは「英語力」でなく「実力」

では、新形式に求められる「実力」とは何なのか。それは、

・1時間以上英文を読み続けられる体力・集中力

・正しい発音・リズム・イントネーションで英語を発声できる力


などから始まり、

・人と人とのコミュニケーションにおける、感情の動きや言葉の背景をサッと見抜ける力

・今までの人生経験

・今までの人生における読書量

・自分の解釈をできる限り挟まず、事実を客観的に観察する力

・自分への厳しさ


などの、英語以外の部分のものも含まれると思います。

今の話がなんとなくピンときた人は、おそらくTOEICを簡単に卒業していくはずです。

一方、ピンとこなかった人は、ぜひ「TOEICスコアは英語力だけで決まるものではない」ということについて、じっくり考えてみてください。

TOEICスコアは、その人の英語力で決まるのではなく、その人の実力で決まります。

当たり前のことを言いますが、「英語はあくまでもコミュニケーションのためのツール」に過ぎません。

つまり、英語のテストは、その人のコミュニケーション能力を測っていると言い換えてもいいのです。

その意味で、コミュニケーション能力が高い人が、驚くほどスムーズにTOEICスコアを伸ばしていくのも納得です。

なぜなら、その人には実力があるからです。



☆★お知らせ!TOEIC(Listening&Reading Test)スコアアップレポート無料配布中★☆

レポート

2016年1月・6月・11月、2017年5月に僕はTOEIC満点(990点)を獲得することができました。その過程で得た「気づき」や「TOEIC学習のコツ」などをまとめたレポートを無料で配布しています。

54ページほどのレポートですが、TOEICで目標スコアを達成するために必要なものをすべて詰め込んでいますので、ぜひダウンロードしてみてください。すでに2200名以上の方々にお読み頂いています。※TOEICテスト新形式対応。※PDFファイルダウンロード形式。

レポート:【TOEICを卒業するための5つのステップ】

【御礼!!  2017/10/23  2200ダウンロード突破】 

  関連記事

対談!日本の英語教育が変わる日 イーオン社長とゆかいな仲間たち(プレジデント社)の感想&レビュー

「対談!日本の英語教育が変わる日」を読みましたこの本は、WEBサイトのプレジデントオンラインにて「三宅義和・イーオン社長とゆかいな仲間たち」というタイトルで2015年3月からスタートした連載記事をまとめたものです。内容は …

「英語力 教員も底上げ必要」という記事を読んで

英語の先生も、英語力を上げる必要がある先日、日経新聞を読んでいたら、「英語力 教員も底上げ必要」という見出しで記事が掲載されていました。この見出しだけでも内容はなんとなく想像がつきそうですが、内容は、「公立中学・高校の英 …

TOEIC(L&R)プライム模試400問発売!(僕も解説に関わりました。)

プライム模試400問が発売されました 先日、アルク社より「TOEIC L&Rテスト プライム模試400問」が発売されました。 この模試の監修者である加藤先生にお声かけ頂き、僕も部分的に解説を担当させて頂きました。 …

日本人の英語能力は低いと断言する国際的なレポートを拝見しての感想

世界最大の国別英語能力指数レポート公開世界最大の国別英語能力指数レポートを2011年より毎年公開しているEF(イーエフ・エデュケーション・ファースト)が、11月17日に2016年版を発表しました。このレポートは、世界72 …

英語リーディング教本(薬袋善郎)の感想&レビュー

話題の賛否両論本 ・「間違った英語が身につく典型」 ・「頭が混乱する本」 ・「まったく役に立たない本だった」 この「リーディング教本」のAmazonレビューには、感情むき出しの酷評が並んでいます。 しかしながら同時に、 …

英語上達完全マップ(森沢洋介)感想&レビュー

英語学習者にとってのエポックメイキング本この「英語上達完全マップ」が発売されたのは2005年です。今は2016年ですので、発売からすでに10年以上が経過していることになります。実は僕はこの本を、それこそ発売されて間もない …

6万人のビジネスマンを教えてわかった時間がない人ほど上達する英語勉強法(中村澄子)の感想&レビュー

「千本ノック」シリーズで有名な中村澄子先生の本TOEICの問題集「千本ノック」シリーズ等で有名な中村澄子先生の本です。僕自身は「千本ノック」シリーズを活用して勉強したことはありませんが、非常にクオリティが高い問題集だと聞 …

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編(IIBC)の感想&レビュー

新形式の公式問題集を解きました遅ればせながら、「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」に収録されている400問を解いてみました。結果は以下の通りでした。TEST1リスニング96点/100点(間違えた問題:33番・ …

日本人の英語シリーズ(マーク・ピーターセン)の感想&レビュー

名著「日本人の英語」 この連休を活用してマーク・ピーターセン氏の「日本人の英語シリーズ」3冊を一気読みしました。 昔から「いつか読みたいなぁ」と思っていた本だったのですが、なかなか時間が取れなかったことに加え、岩波書店か …

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Get Adobe Flash player Plugin by wpburn.com wordpress themes