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TOEICのスコアを200点以上アップさせるための「単語&文法」勉強法

      2016/11/11

Photo credit: dimnikolov / Foter / CC BY

TOEICのスコアが240点アップ

「発音練習」・「単語暗記」・「文法書の精読」などの言葉は、聞いただけで面倒くさそうなイメージが伝わってきますが、実際その通りです。英語学習者がドロップアウトするのは、大抵このあたりです。

けれども逆に、多くの学習者が敬遠するこれらの分野を、あえて真剣に学習することで、あなたのTOEICスコアは200点以上アップします。

僕が最初にTOEICを受験したときは550点でしたが、「発音」と「最低限の単語と文法」を勉強することで790点までスコアが上がりました。240点のアップです。その後は数多くの問題を解くことに集中し、結果として550点から1年かからずに880点まで到達しました。

この記事では、800点以上を獲得するために求められる〝単語と文法を効果的に身につけるためのヒント”を解説していきます。(発音に関してはまたの機会に触れます。)

単語を覚える苦悩

僕は大学時代に「単語を覚える」という行為に絶望したことがあります。そのエピソードを少しシェアさせてください。

TOEICでハイスコア(800点以上)を獲得するという目標を立てた僕は、朝早起きをしてTOEICを勉強しようと思い立ちました。なぜなら、夜はネットやテレビ、アルコールや他人からのお誘いなどの誘惑が強烈すぎて、思ったように勉強がはかどらなかったからです。僕は早速行動に移しました。

その日、僕は6時に起き、大学の授業が始まるまでの数時間を活用して英単語を覚えることにしました。単語帳を30ページくらいは進めた記憶があるので、単語数に換算すると200~300単語は頭に入れたと思います。最後にザッと30ページ分の単語を復習してみたところ、80~90%くらいの英単語は瞬時に意味を答えることができ、僕は非常に満足しました。

「1日200個覚えたら10日で2000単語も覚えられる。朝の集中力はなんてすばらしいんだ。」と。

その日はすごく気分が良かったように思います・・・間違えました。〝その日の夜までは”気分が良かったと思います。

一日のスケジュールが終了し帰宅。寝る前に一応、朝覚えた30ページ分の単語を復習しました。そして、絶望しました。朝は80~90%ほど記憶できていたはずの英単語の意味が、全く思い出せない・・・。ウンウン唸っても全然記憶がよみがえってこない。

ドイツの心理学者であるエビングハウスさんの「1日経てば覚えたことの74%は忘れ去られる」という研究結果をこれぼど強く実感した日はありませんでした。せっかく必死に早起きしたのに。しかも英語の勉強をしたのに。結局、ほとんどの英単語が僕の頭に残っていない・・・。

その日以来、僕は午前中に「単語を覚える」という学習に取り組んだことはありません。朝覚えても夜にはほとんど忘れているのだから、それは決して効率の良い勉強とは言えないのです。

あなたも、「頑張って単語を何個も覚えたのに、復習するころにはほとんど全て忘れていた」というような苦いエピソードをお持ちではないでしょうか?

単語&文法を上手に勉強するための5つのコツ

上記のエピソードは英単語を覚えるという点にフォーカスされていましたが、もちろん文法も同じです。英単語も英文法も〝記憶する必要がある”という点で共通しています。

その点を踏まえ、TOEICでハイスコア(800点以上)を獲得するための単語&文法学習のコツを5つ紹介します。

①使う参考書はそれぞれ1冊に絞る

TOEICで900点を優に超えるスコアを狙う場合は、豊富な語彙力と幅広い文法知識が必要です。

しかし、800点くらいまでなら、定番の単語本1冊と文法本1冊、合計2冊を徹底的にやり込めば充分です。

単語本についてはTOEIC業界で有名なTEX加藤さんの「金フレ(新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ)」がベストでしょう。TOEICの頻出単語が網羅されています。

文法書については、「Forest」か「1億人の英文法」がおススメです。ただ、これらの文法書は英文法全体を網羅しているため、TOEICに出題されない部分の解説も入っています。したがって、もし「TOEICに特化した英文法だけ学べたらいい」と思う場合は、Amazonで「TOEIC  文法」と検索して頂き、自分にフィットした1冊を探して頂くと良いと思います。

単語本1冊、文法本1冊の内容を完璧に自分のものにすれば、800点を取るための土台が出来上がります。

②問題を解く中で苦手な部分をつぶしていく

単語本1冊、文法本1冊をクリアすれば、ひとまず「最低限の単語&文法を覚える」というステップは終了です。

しかしながら、どうしても苦手な単語や文法は覚えられないものです。けれども、その問題は「たくさんの問題を解くこと」によって解決されます。

問題をたくさん解いていく中で、自分が苦手な単語や文法に何度も触れ、その度に辞書や文法本で調べて、くり返しあなたの記憶に染み込ませていくのです。苦手な単語だとしても、何度も調べれば記憶に残ります。文法も数をこなせば感覚で分かるようになってきます。

だから心配無用です。単語本1冊、文法本1冊をやり切った後は、公式問題集や模試本などを活用して、実際に問題を解きながら単語力&文法力を高めていきましょう。

③単語カードは必要ない

僕は一時期、単語カードを大量に購入し、ひたすら自分専用の単語カードの作成に励んでいました。

あくまでも僕の意見ですが、この作業は完全に自己満足で終わります。張り切って単語カードを作ったとしても、それを使って勉強する機会は訪れないのがお決まりですから(苦笑)

今では全く単語カードを使っていません。やっていることと言えば、新しく出会った単語や文法は1冊のノートに適当に書き残しておいて、後でザッと見直す程度です。でも、それで充分知識は身についています。

いちいち工夫してツールを作る必要はありません。ツールの作成にかかる時間を使って、1つでも多くの単語や文法を身につけたほうが良いと思います。

④覚える系の勉強は夜

発音練習をしたり問題を解いたりするのは、頭がすっきりしている朝のほうが効果的ですが、先ほどの僕のエピソードからも分かるように、覚える系の勉強(=単語や文法)に関しては、朝に取り組むのはおすすめできません。

ですので、単語や文法の勉強は夜寝る前に取り組んでください。

脳は寝ている間に必要な情報と不必要な情報を整理し、必要な情報を潜在意識へと自動で運んでくれます。その意味でも、寝る前に単語や文法の勉強を「自分は今、非常に大事な記憶を蓄えている」と自分に言い聞かせながら行うことには価値があります。

そして、朝起きてすぐ、寝る前に記憶した単語や文法の復習をすれば完璧です。このように脳の機能を最大限に利用することで、記憶力が活性化し、より効率的に単語や文法を習得することができます。

よく「目標があるならそれを紙に書き出して、寝る前と朝起きたときに読みあげるとよい」と言われますが、これと同じです。要は、寝る前と起床直後の時間を活用して脳のポテンシャルを引き出しているわけです。

⑤単語や文法がもたらすメリットをイメージする

英単語を覚える。文法を理解する。これらは「発音」や「問題の多解き」に比べると単調な作業です。

でも、単調だからこそ、単語や文法がもたらすメリットは非常に大きいと僕は思うのです。なぜなら、冒頭でもお伝えした通り、単語や文法こそ多くの英語学習者が挫折してしまうポイントだからです。あなたが単語&文法のステップをやり抜けば、挫折した人が得られなかった数々のメリットが手に入ります。

例えば、英単語や英文法を覚えれば覚えるほど、TOEICのPart7などの長い英文の全体の意味がつかみやすくなります。それはすなわち、読解スピードがあがり、結果としてスコアが上がるということです。そして、もちろんTOEIC以外の分野でも役に立ちます。

世界中の最新アイデアや重要な情報は基本的に英語で書かれていますから、それらを読むときにも単語力や文法力が役に立ちます。英語で直接情報を収集できれば、それだけでアドバンテージです。仕事や学業でライバルを引き離すことができます。

他にも、単語力や文法力が高い人ほどスムーズに英会話力を高められます。

また、英語のライティングも単語力や文法力が基礎にあれば一気に上達します。

「単語や文法を頑張って勉強することで、あんなメリットやこんなメリットが得られるんだ」というイメージを抱きながら、粘り強く勉強に取り組んでください。

やればスコアはアップする

以上の5つのコツを参考にして英単語や英文法の学習に取り組んでみてください。

①使う参考書はそれぞれ1冊に絞る
②問題を解く中で苦手な部分をつぶしていく
③単語カードは必要ない
④覚える系の勉強は夜
⑤単語や文法がもたらすメリットをイメージする

これら5つです。

やったらやった分だけスコアが上がるのがTOEICです。

まずは、単語本1冊、そして文法書1冊を手に入れることから始められてはいかがでしょうか?



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