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第6回のテーマは、「考え方(=マインドセット)」の断捨離
「断捨離をして、英語の学習時間を捻出しよう」シリーズも第6回目となりました。前回までの記事は以下の通りです。
第1回はコチラ⇒【第1回】英語の学習時間は、5つのテーマの断捨離によって生み出せる
第2回はコチラ⇒【第2回】不必要なモノを断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
第3回はコチラ⇒【第3回】悪い習慣を断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
第4回はコチラ⇒【第4回】人間関係を断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
第5回はコチラ⇒【第5回】余計なTOEIC教材を断捨離して、英語の学習時間を生み出す方法
今回は、第6回として、「考え方(=マインドセット)」の断捨離についてお話ししていきます。マインドセットという言葉は馴染みが薄いかもしれませんが、この記事を読み終わる頃には自然と理解して頂けるはずです。
ロングセラー本の条件
日本では年間10万冊近い本が出版されています。これに電子書籍を含めるとさらに数は増加します。日本の出版物だけでその数ですから、世界中で日々生まれている出版物の数を合計すると天文学的な数字になります。
しかし、これだけの数の読み物が誕生しているにも関わらず、何十年・何百年と読み継がれる(売れ続ける)本は数えるほどしかありません。そういったロングセラー本(=名著)には共通点があります。それは、「人間の本質について語られている」ということです。むしろ、誰にでも当てはまる形で人間の本質を鋭く語ることがロングセラー本になる条件だと言っても良いと思います。
僕は「自己成長」とか「キャリアデザイン(≒人生設計)」とかそういったテーマに関心があるため、こうした分野におけるロングセラー本は何度も読んで学んでいます。
基本的に名著と言われる本の内容は抽象的です。「人間」という言葉自体が非常に抽象的であるため、人間の本質を語ろうとすると抽象的になるのは仕方がない話なのですが、初めて読むときは、とっつきにくさを感じるかもしれません。
ただ、そうした部分を差し引いたとしても、内容自体は人生をより豊かに楽しく生きるための考え方(マインドセット)で埋め尽くされているため、読めば読むほど味が出てくるのは間違いありません。
ロングセラーになるということは、それだけ多くの人々に支持されてきたということに他なりませんから、あなたが関心をもっている分野の名著を読むことに損はないと思います。
例えば、他者とのコミュニケーション(人間関係)に悩んだときは、デール・カーネギーの「人を動かす」を読めば、きっと解決の糸口が見つかると思います。
自分の甘さを叩き直したいと思うならスマイルズの「自助論」を読めばOKです。非常にストイックになれます。(ちなみにサッカー日本代表の本田選手も自助論が愛読書らしいです。)
また、自分のキャリアの方向性・生き方の方向性を決めるヒントが欲しいなら、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を読めばいいと思います。
先入観のコレクション
くりかえしになりますが、こうした名著の中には、人生をより良く、より豊かに生きるための考え方(マインドセット)が詰め込まれています。
その中には、もしかすると今のあなたの考え方や価値観と真反対の考え方が出てくるかもしれません。実は、その瞬間こそチャンスなのです。
本の中に書いてある考え方を一旦受け入れて、自分の価値観に照らし合わせ、もし自分の考え方を変える必要があると感じたのであれば、潔く自分を変化させる。このプロセスこそが自己成長であり、「自助論」の中の言葉を使うならば自己修養ということになります。
アインシュタインが、「Common sense is merely the deposit of prejudice laid down in the human mind before the age of 18.(常識とは単に、18歳になるまでに心に積み上げられた先入観のコレクションに過ぎない)」という言葉を残しているように、常識、つまり自分の価値観や考え方に関しては、尊重しつつも常に「間違っているかもしれない」という認識だけは持ち続ける必要があります。
実際に、各分野において成功を収めた人々は、大部分の人々とは正反対の考え方を持っている場合が多かったりします。
例えば、普通のセールスマンが「この人にはウチの商品は売れないなぁ」と考えているケースでも、トップセールスマンは同じ見込み客に対して、「この人は最高の見込み客だなぁ」と考えているものです。
また、イチロー選手や本田選手の小学生の頃の作文は有名ですが、彼らは当時から自分が「プロ野球選手として活躍すること」「プロサッカー選手で活躍すること」を当たり前の未来として考えていたわけです。
さらに、ノンスタイルの井上はブサイクですが、非常にモテています。なぜなら、彼自身が「自分はものすごくモテる」と考えているからです。
普通の人が理解できない考え方をしているからこそ、活躍している人は活躍すべくして活躍しているのです。
多くの人が「ありえない」と一蹴してしまうことを、逆に「もしかしたら、ありえるかも」と1ミリでも感じてみることが、自分の可能性を開花させる秘訣なのかもしれません。
自動車王と呼ばれたヘンリーフォードが残した以下の言葉そのままに、どういった考え方(マインドセット)を持つかによって、自分が得る結果は大きく変わっていくわけです。
Whether you believe you can do a thing or not, you are right.(あなたが「できる」と思おうと「できない」と思おうとどちらも正しい。)
TOEICにも当てはまる
少し話が抽象的になりましたので、ここからはTOEICに戻して話していきます。
「物事をどう考えるかによって、結果は大きく変わる」という事実は、もちろんTOEICを勉強する場合にも当てはまります。
「自分は忙しい毎日の中に、充分すぎる勉強時間を簡単に確保できる」と100%信じこめば、そのための方法論を見つけるためのアンテナが立ち、徐々に勉強時間を捻出できるようになります。
例えば僕は昨年の1月、フルタイムで働きながら100時間の勉強時間を捻出しました。1日平均3.3時間は勉強したことになります。その結果TOEICのスコアが915点から960点を経て、980点まで伸びました。「月に100時間は勉強できる」と考え続けたからこその結果だと思います。もっと言えば、「これだけ勉強したのだから、950点は間違いなく超えているだろう」と信じ込んでいたからこそのスコアだったと思うのです。
僕の例だけでは根拠が弱いかもしれませんが、きっとあなたもこうした経験をお持ちなのではないでしょうか。「自分が固く信じていた。当たり前のようにそう考えていた。だからこそ、その通りになった。」というような経験を。
考え方に柔軟性を保つ
そうは言っても、自分の考え方を必要に応じて柔軟に変化させるのは簡単ではありません。どんな人でも自分の考え方は絶対的に正しいと信じ込んでいます。それを無理やり変えさせようとしても、強烈な反発を受けるだけで終わります。
僕は社会人になってからずーっと営業関連の仕事をしていますが、頑固な人との商談は本当に難航します(笑)
けれども、逆に考えれば、自分の考え方を柔軟に保ち、必要に応じて変化させられる能力を身につければ、それだけ自分の幅・自分の器を大きくするチャンスに恵まれるということです。
自分とは異なった価値観や考え方に触れ、それらを一旦受け入れ、自分の中で消化する。その上で自分の考え方を確立させる。そうした姿勢を忘れない限り、僕たちはいくらでも自分成長していけると思います。
以下に僕が日々心がけている3つのマインドセットを紹介します。この3つのマインドセットを意識し続けることによって、大げさかもしれませんが、人生が変わったと思っています。
僕は10代の頃に恩師から「お前ほど自己中心的な人間は見たことがない」と言われ、「これを読め!」と二宮金次郎(まきを背負いながら勉強し、生涯を他人のために尽くした人)の生涯について書かれた本を渡されたくらいの男です。
そんな僕が今では少しだけ自分以外の人の役に立つことができていて、それをうれしいと感じることができている。些細な変化なのかもしれません。でも、僕の中では大きな変化です。そうなれたのも次の3つのマインドセットを意識し続けたからです。参考までに。
3つのマインドセット
①自分の考えが絶対でないことを認識する
このマインドセットを意識するだけでも、他人に対して寛容になれます。
「もしかしたら、相手が言っていることの方が正しいのかもしれない」と少し思うだけで、会話が生産的になり、色々なことが学べるようになります。頑固者は損だと僕は思います。
②自分の考え方を変化させるべきだと感じたら迷わず変える
自分の考え方を変えることには多少なりとも痛みが伴います。
しかし、その痛みの大きさに比例して得られるメリットも大きくなります。
例えば、「自分の考えは絶対的に正しい」と信じ込んでいる人が、「自分の考えは正しくないのかもしれない」という考え方を取り入れるのは辛い作業です。なぜなら、それまでの自分を支えていたものが一瞬で崩れ去る感覚に襲われるからです。
でも、痛いのは最初だけです。「1人暮らしを始めてさみしさを感じるのは最初の1ヶ月だけ」というような感じです。最初の痛みを乗り越えたら、より成長した自分に出会えます。少しの我慢です。柔軟性を忘れないことが大切です。
③取り入れることを決めた考え方を毎日自分に言い聞かせる
「よし!考え方を変えよう!」と思っても、すぐに変えることはできません。どうしても時間が必要です。毎日じっくりと新しい考え方を自分に馴染ませてください。
「忙しくてTOEICの勉強をする時間がない」という考え方を「忙しいけど毎日1~2時間は勉強できる」という考え方に置き換えたいなら、「自分は毎日1~2時間はTOEICの勉強ができる男(女)だ」と毎日自分に言い聞かせてください。脳の仕組み的に、寝起きと寝る直前に言い聞かせるのが効果的です。
そのうち、「自分は毎日1~2時間はTOEICの勉強ができる男(女)だ」と自然に信じ込めている自分に気づけます。おそらくそのときには、実際に毎日1~2時間はTOEICの勉強に取り組めているはずです。なんだか不思議ですが、これが現実です。
以上3つのマインドセット、
①自分の考えが絶対でないことを認識する
②自分の考え方を変化させるべきだと感じたら迷わず変える
③取り入れることを決めた考え方を毎日自分に言い聞かせる
これらを僕は大切にしています。
これが考え方の断捨離
自分の古い考え方(マインドセット)を捨て、自分をより成長させる新しい考え方(マインドセット)を取り入れる。このプロセスそのものが「考え方の断捨離」に他なりません。
物事や他人に対する自分の考え方を変化させることで、あなたが受け取る結果は180度変わります。
勉強時間を捻出できると考え続ければその通りになります。TOEICで800点以上を獲得できると考え続ければその通りになります。
その通りになるまでにかかる時間は、望む目標の難易度によって変わりますが、早かれ遅かれ考え続ければその通りになります。
僕は2014年の11月頃から「自分はTOEICで満点(990点)が取れる」と考え続けた(信じ続けた)結果、2016年の1月に満点を獲得することができました。
あなたは日々どのような考えを抱いて時間を過ごしていますか?
その考え方はあなたの目標の達成に貢献する考え方ですか?
もしそうでないのなら、「考え方の断捨離」を是非実践してみてください。
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