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社長イスでTOEICを受験
先日の223回TOEIC(L&R)は、いつもの京都ではなく東京の有明で受験しました。
カンファレンスセンター的な、ものすごくキレイな会場でした。
しかも、小さめの部屋で空調の状態も絶妙。
さらには大きなデスクに2人がけ。
イスは社長イスのような感じで身体にバッチリフィット。
今までTOEICを何十回も受けてきましたが、ダントツでNo.1の会場でした。ぶっちゃけ、TOEICスコアって会場によっても大きく左右されるのではないでしょうか・・・。
っと、この流れだと「TOEIC攻略の鍵は、受験会場の質!」という話になってしまうので修正します。
この記事は、「TOEICリスニングセクション攻略の鍵は『リーディング力』である」というテーマで書いていきます。
リスニング攻略の鍵は、リーディング力
TOEICリスニングセクション攻略の鍵は「リーディング力」だと僕は思っています。
特に最近の難化気味のTOEICに対しては、強くそう思います。
では、リスニングセクションにおける「リーディング力」とは一体何なのかというと、ズバリ「先読みの速さ」です。
TOEICのリスニングセクション100問のうちの69問をPart3・4が占めます。
したがって、Part3・4の出来がリスニングセクション全体の出来を左右すると言っても過言ではないわけです。
仮にPart1・2を完璧にこなせたとしても、Part3・4がボロボロなら攻略したとは言えません。
「リスニングセクション攻略=Part3・4の攻略」なのです。
そして、Part3・4を攻略するために欠かせないのが「先読み」です。
先読みとは、音声が流れてくる前に設問と選択肢に目を通しておいて、全体のストーリーをある程度予想した上で問題を解いていくというスキルです。
※先読みについては、英語学習法まとめブロガーのツウさんがメチャメチャ詳しくまとめてくださっていますので、ぜひ参考になさってください。
→TOEIC Part 3・4 解き方と先読みをマスターするコツ&練習法
先読みの精度がPart3・4の出来を決める
「先読み」の精度によって、Part3・4の出来が決まると僕は思っています。
もちろん、最終的には先読みを全くしなくても普通に正解が選べるようになるのが理想ですが、それには時間がかかります。時間をかけてそのレベルに達するよりは、先読みをマスターしたほうが早いです。
というか、TOEICのルール上、先読みはして良いわけですから使わない手はありません。僕も今でも毎回きっちり先読みをしながら問題を解いています。
先読みのリズムを一度も崩さず100番の問題まで到達できるようになったら、リスニングセクションは攻略したも同然です。
そして、先読みをスムーズに行うために求められるのが「リーディング力」なのです。
次の問題の音声が流れてくる前の限られた時間に、「設問」と、できれば「選択肢」に目を通すためには、早く読まなければなりません。参考までに、TOEICのPart3・4の形式は以下の通りです。
(設問)〇×〇×〇×〇×〇×〇×?・・・・①
(A) 〇×〇×〇×・・・・②
(B) 〇×〇×〇×・・・・③
(C) 〇×〇×〇×・・・・④
(D) 〇×〇×〇×・・・・⑤
(設問)〇×〇×〇×〇×〇×〇×?・・・・⑥
(A) 〇×〇×〇×・・・・⑦
(B) 〇×〇×〇×・・・・⑧
(C) 〇×〇×〇×・・・・⑨
(D) 〇×〇×〇×・・・・⑩
(設問)〇×〇×〇×〇×〇×〇×?・・・・⑪
(A) 〇×〇×〇×・・・・⑫
(B) 〇×〇×〇×・・・・⑬
(C) 〇×〇×〇×・・・・⑭
(D) 〇×〇×〇×・・・・⑮
以上の「15個」の文章・フレーズを一気に読む必要があるのです。
これって、求められているのは完全に「リーディング力」ですよね。
文を見た瞬間にパッと意味をつかむ
上記の①~⑮の中に「分からない単語」が出てきていたら正確に読めません。
スピード感をもって読まなければ⑮まで読み切れません。(ただ、最初は選択肢まで目を通すのは大変だと思うので、設問(①・⑥・⑪)だけでOKです。)
限られた時間の中で先読みを完璧に行うためには、「見た瞬間に意味が取れる」ようになる必要があります。
例えば、設問の1つに「What does the speaker say about the repair?」と書いてあったなら、文章全体をパッと見て一瞬で「修理について何を言ってる?」と認識できないといけないのです。
間違っても、「Whatは『何』が聞かれていて・・・does the speaker say・・・『話し手が言っている』・・・about the repair・・『修理について』・・・だからつまり、『話し手が修理について何と言っているのか』ということか!」という地道な作業を行ってはいけません。
これをやっていたら時間がいくらあっても先読みが終わりません。
1文くらいの長さなら、見た瞬間にパッと意味が取れるようになることが重要です。
それができれば先読みが楽にこなせるようになります。
パッと意味が取れるようになるための勉強法
文を見た瞬間にパッと意味が取れるようになるためには、次の2つに取り組んでみてください。
①:語彙力の強化
②:高速音読
これら2つです。
①:語彙力の強化
以前学習理論についての本を読んでいたときに「人は知らない単語に対しては、長い時間をかけて眺める傾向がある」という記述を見つけました。
確かにその通りだと思います。
知らない単語が出てきたら、無意識で「ウッ」と感じてしまい、時間が浪費されます。時間が浪費されるということは、読むのが遅くなるということです。
それをなくすためには、「語彙力」を強化することが必須です。
「1日〇個覚える!」というノルマを自分に課して淡々と覚えていきましょう。
②高速音読
「文を見た瞬間にパッと意味が取れる状態」というのは、1つの文章全体を、一度に頭の中で処理できている状態を指します。
あたかも、その1文が「1つの単語」であるかのようにまとめて処理するわけです。
人が一度に処理できる英語の塊(チャンク)の量は、「一定時間に自分が音読できる量」だと僕は捉えています。
つまり、速く音読できるようになればなるほど、一度の処理できる英語の塊の量が多くなるということです。
僕のイメージですが、同時通訳の人たちは、おそらく「2~3文」を一度に処理してしまっているのではないでしょうか。
物理的に速く音読する練習をすることによって、一度に処理できる量が多くなるので、ぜひ高速音読にチャレンジしてみてください。
やっぱり大事なのは、「人と逆を行く」ということ
「リスニング力を高めるためにリスニングの勉強をする」
これは当たり前すぎて誰も疑いをもたないと思います。
でも、当たり前すぎるがゆえに、「とりあえず英語を聞き続けといたらいい」とか「とりあえずシャドーイングやっとけばいい」とかそういった安易な結論に至ってしまう人が多いように思います。
正しい道は、たいていの場合「人とは逆の方向」にあります。
思い切って、周りがやっていることと逆のことをやってみてください。
「リスニング力を高めるためにリーディングの勉強をする」
これが正しい道だと僕は思うのです。
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