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他人がヘラヘラしている間に努力する
マルクス・アウレリウスの『自省録』、新渡戸稲造の『修養』、スマイルズの『自助論』など、自分を成長させるというテーマで書かれた名著には共通して「コツコツと時間をかけて粘り強く努力し続けることが自分の人生を良くする最大の秘訣である」というメッセージが根底にあると僕は思っています。
実際に、どんな分野においても、活躍している人は努力をしています。他人がヘラヘラしている間に人知れず努力を重ねています。
例えば、僕は医療関係の企業で営業職に従事しているわけですが、基本的にクライアントは開業医のお医者さんです。数あるクリニック(診療所)の中で、繁盛しているクリニックのドクターは例外なく努力をされています。クリニック経営のための様々な工夫・半端じゃない勉強量・徹底した「タイム is マネー」の感覚などなど。
活躍している人たちは、じっくりと時間をかけて努力し続けています。
時間をかけて努力し続ける=量をこなす
時間をかけて努力を続けていくことは、「量をこなすこと」と同じような意味だと僕は思っています。
文章力を向上させるための最大の秘訣が「書き続けること」であるように、企画力を上げる最大の秘訣が「企画案を出し続けること」であるように、何かを得たいなら、それ相応の量をこなす必要があります。
量をこなさずして(=時間をかけずして)偶然手にしてしまった結果は慢心につながり、長い目で見るとマイナスとなります。一発屋芸人はその典型です。
量をこなすことにより「量質転化の法則」が働き、次第に質が高まっていきます。あるポイントを超えた瞬間に、一気にドカンと結果が出ます。その瞬間を信じて粘り強く継続できるかが非常に大切です。
けれども、「よし!だったら一刻も早く量をこなそう!」と焦るのは禁物です。量をこなすためには〝準備”が必要です。準備とは、基本的な型を身につけるということです。
野球選手になりたいからといって、その辺に落ちている木の枝を拾ってきてブンブン振り回しても効果はありません。まずは正しい素振りの型を丁寧に身につけ、その上でひたすらに数をこなす(素振りをしまくる)ことによって上達できるのです。
英語(TOEIC)も同じです。「発音力」・「語彙力」・「文法力」などの基礎を身につけないまま問題を解きまくっても、変なクセがついてしまうだけでスコアは伸びません。だからこそ僕は、「発音や単語や文法を最初に身につけてください」とくり返しあなたにお伝えしているわけです。
横着することなく、基礎を固めてから量をこなすことが大切です。
問題を見た瞬間に正解が分かる
ここからは「基礎がしっかりと身についた」という前提でお話ししていきます。
基礎を固めた後は、TOEICの問題をたくさん解く(以下 多解き)ことがスコアアップの最大のカギです。
なぜなら、多解きをこなせばこなすほど「問題のパターン」が体感覚として理解できてくるからです。
数多くの問題に解答していく中で「正解になりやすい単語」とか「TOEICにありがちな会話の流れ」とか「TOEICで狙われやすいひっかけポイント」などが感覚で理解できるようになります。
僕は昨年に10000問ノック(1日200問×50日間)に挑戦したのですが、最後のほうになると、リスニングセクションにおいて、問題文の放送を聞く前から正解が予測できてしまう状態になっていました。睡魔と戦いながら毎日200問を解くのはハードでしたが、10000問という問題数をこなすことで僕の英語力が大きく向上したのは間違いありません。
どの業界においても、ベテランと呼ばれる人々の仕事が速く正確なのは、彼らの頭の中に「パターン」が出来上がっているからだと思います。
また自分の仕事の例を出しますが、熟練したお医者さんほど1人の患者さんに対する診察時間が短いように思います。きっとその理由は、長いキャリアの中で莫大な数の患者さんと接してきたからでしょう。頭の中にインプットされたパターンに従って、診察室に入ってきた患者さんの症状を一瞬で見抜き、迅速な診断を行っておられるわけですね。
さらに、寸分の狂いもなくシャリの重さをコントロールする寿司職人や、目をつぶったまま玉を剣に刺せるけん玉マスターなども同じです。
はたから見ると信じられないような技の数々は、彼らがそれまでこなしてきた量に起因するのです。
多解きのメリット
話をTOEICに戻しましょう。TOEICの問題を多解きすることで得られるメリットは、「頭の中に問題のパターンがインプットされること」だけではありません。
それ以上に僕が感じた多解きの最大のメリットは「自信がつく」ということです。
「自分はあれだけ問題を解いたんだから、ハイスコアを取れないはずがない。」と思えるくらい多解きをすれば、自信をもってTOEICの本番に臨めるようになります。
TOEICという試験には、受験者の英語力を試すという目的以外にも、受験者のメンタルの強さを試すという目的もあると僕は思っています。
2時間で200問を解くためには相当な集中力が必要です。さらに、迫りくる試験終了時刻に感情を乱されることなく最後までやり抜ける図太さと冷静さが求められます。つまり、メンタルが強くないとTOEICに飲み込まれてしまうのです。飲み込まれないための武器となるのが自信です。
今日の試験までに自分は精一杯努力してきた。たくさん問題を解いてきた。
という自信こそが、集中力を生み、図太さや冷静さを生むのです。メンタル面の話は抽象的になりがちで申し訳ありませんが、僕はこのようなメンタル面にこそ、多解きの最大のメリットがあると思うのです。
試しに、今までにないくらい自分自身を追い込んで、次回のTOEICを迎えてみてください。あなたの予想以上の手応えが得られるはずです。もちろんそれに伴ってスコアも上がります。
多解きのやり方
多解きの本質は「できる限り多くの問題を解く」ことですから、本質さえ外さなければ方法は自由だと思います。公式問題集を1冊購入して、それを3回くり返すという方法を採用してもいいと思います。Amazonなどで韓国のTOEIC模試を購入して模試を10セット分解くという方法でもいいと思います。(解説が韓国語で書かれているので上級者向けかもしれません。)
ただし、1点注意があります。
それは「質が低い問題が収録されている問題集は避ける」ということです。
問題集の中には、解いていて無性にイライラするような問題ばかりが収録されているものもあります。(=こんなの本番で出ないだろ!というような問題。)
なので、購入する前にAmazonのレビューを参考にしたり、他のTOEICブロガーさんたちが推薦している本などをチェックしたりして、あなたにベストフィットする問題集を探してみてください。
参考までに僕のおすすめは、やはり公式問題集です。2016年5月時点では、新形式の公式問題集はまだ1冊しか発売されていませんが、これから定期的に追加されていくはずです。
公式問題集にはテストが2セット収録されていますから、それぞれ3回ずつくり返せば、2セット×3回=6セット分の問題を解くことができます。1セット200問ですから、6セット×200問=1200問です。1200問の問題を真剣に解けば、多少なりとも解き方のコツが身につきます。
1日に50問解くのか100問解くのか200問解くのかはあなた次第ですが、自分を追い込めば追い込むほど英語力はつきます。
自分の限界を少し超えるくらいの目標を設定し、毎日の多解きに励んでください。(くり返しになりますが、多解きに挑戦するのは「発音」「最低限の単語」「最低限の文法」クリアして基礎を固めた後にしてください。基礎がないまま問題を解いても頭には何も残りません。)
断捨離の本気度=スコアの上がり幅
多解きにチャレンジしようとすると、今まで以上に「問題を解くための時間を1日の中にどれだけ捻出できるか」の重要性が増してきます。
「1日100問解くぞ!」と決意しても、勉強に充てられる時間が1日30分しかなければ、どう考えても無理な話なのです。100問を解くためには、復習時間も含めると最低1~2時間はかかります。
忙しい毎日の中に1~2時間の時間を生み出すことは、簡単ではないかもしれません。
けれども、だからこそ、僕は以下のような、断捨離についての記事を書きました。モノから始まり、悪い習慣や人間関係など、今のあなたに貢献しないものは断捨離して捨ててしまってください。そうすることであなたがあなた自身のために使える時間が生まれます。断捨離をどれだけ真剣に行えるかが、あなたがどれだけTOEICのスコアを伸ばせるかに直結しています。
【第1回】英語の学習時間は、5つのテーマの断捨離によって生み出せる
【第2回】不必要なモノを断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
【第3回】悪い習慣を断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
【第4回】人間関係を断捨離し、英語の学習時間を生み出す方法
【第5回】余計なTOEIC教材を断捨離して、英語の学習時間を生み出す方法
【第6回】考え方(マインドセット)を断捨離して、英語の学習時間を生み出す方法
【第7回(最終回)】思い込みを捨て去れば、充分な学習時間を生み出せる
断捨離によって時間を生み出し、TOEICの学習に充ててください。そして、できる限り多くの問題を解いてください。
その結果として「目標スコア」と「自信」があなたのものになります。
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