【自分を変える方法16】自分への投資量=ステージの高さ

【自分を変える方法】の第16回目は、「自己投資」と「ステージ」について

前回の記事では、「積極的にペンディングする」 というマインドセットについて解説しました。

【自分を変える方法15】先延ばしが目標達成のカギ!?

「目標達成に関係ない自分の欲求(本能)を先延ばし(ペンディング)する」

ということですね。

「自分へのご褒美」も時には必要ですが、 その頻度が多くなってしまっては意味がありません。

目標へのフォーカスをぶらさずに、 積極的にペンディングしていきましょう。

ということで、今回は5つ目のマインドセットを解説していきます。 (マインドセットの話は一旦今回でラストです。)

マインドセット5:自己投資を継続する

僕は「レベルを上げていく」「人生を良くする」 「自分を高めていく」 というようなことをよく書いていますが、これらを1つの概念でまとめるなら、「自分が生きるステージを上げていく」ということになります。

努力して自分を鍛え続け、生きるステージを上げていくからこそ、多くの人の役に立てる自分になれると信じています。

では、ステージとは何なのでしょうか？

抽象的な言葉なので、解釈は人それぞれ違うと思いますが、少なくとも僕自身は、「どれだけの領域の事柄を、 自分の事として考えられるかどうか」だと考えています。

つまり、「自分のことだけ」を考えている人よりも、「目の前の1人のことを自分の事として」考えている人のほうがステージが高いですし、

その人よりも「コミュニティの仲間10人のことを自分の事として」考えている人のほうがステージが高いということです。

生きるステージを上げる方法

では、どうしたら自分の事として 考えられる領域を増やしていけるのでしょうか？

これはやはり「知識」と「経験」を増やすしかないと思います。

そして、「知識」と「経験」を増やすために求められるのが「自己投資」です。

先日、経営者向けの塾の定期セミナーで、海外在住の男性が、

今年はとにかく自分の幅を広げようと思って、 世界中のセミナーに参加していたら、 その金額の合計が4,000万円を超えてしまいました。

と話していました。

すごい金額の自己投資です。

でも、それくらいの規模で手に入る「知識」や「経験」、そして「人間関係」は、自分のステージを上げることに桁違いに貢献するはずです。

今は、「情報」だけなら無料で いくらでも手に入る時代です。

ただ、身銭を切らずに手に入れたものには、人は何の価値も感じませんし、使いこなせません。

なぜなら、そこに「本気」がないからです。

自己投資をすると本気になれる

自己投資をすると「本気」になれます。

なぜなら、「元を取ろう！」というコミットが生まれるからです。

そして、努力の末に元が取れたときには、自分のレベルが飛躍的にアップしています。

もちろん、今はお金の話でしたが、「自分のリソースを自分を高めるために使う」という観点から考えると、「時間」も紛れもない自己投資です。

「自分への投資量=ステージの高さ」

これが自己投資の本質だと僕は思っています。

人の背中を押せるのは、自分がすでに、それと同等の経験をしたことがある人だけです。

自己投資、続けてまいりましょう。

次の記事は「コミュニケーション(＝心理メカニズム)について

マインドセットも5回に渡って解説してきました。

【自分を変える方法12】最強の公式「E＋R＝O」をインストールして自分をコントロールする方法

【自分を変える方法13】No Risk No Success　(リスクなくして成功なし)

【自分を変える方法14】となりの芝生にちょっとだけ入ってみる(＝小さくテストする)

【自分を変える方法15】先延ばしが目標達成のカギ!?

【自分を変える方法16】自分への投資量=ステージの高さ

マインドセットについては一旦区切りとし、次回は「コミュニケーション(=心理メカニズム)」について書いていきたいと思います。

僕はこれまで(というか今も)、「販売」に関わる仕事をずっと続けています。

なぜなら、「心」についての理解をどこまでも深めていきたいからです。

このあたりのことを書いていきたいと思います。