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目次
TOEIC攻略のための最後の壁
僕が直接指導させてもらう方が増えるにつれて、ある1つの事実を再確認することができました。
その事実とは、「TOEIC攻略のための最後の壁はPart7の攻略である」ということです。(まぁ、当たり前かもしれませんけどね。)
人によって、得意なパートは違います。
Part2がもともと得意な人もいれば、Part5が初めから得意な人もいます。
したがって、ある程度のスコア(700点台後半~800点くらい)までは、「人のよってスコアの伸び方」が違うのです。
しかし、おもしろいことに、どんな人も最後に行き着くのは「Part7」なのです。
もともとPart2が得意な人も、最後はPart7で苦戦しますし、もともとPart5が得意な人も、最後はPart7で悩みます。
すなわち、ある程度のスコアまでならどんなやり方でもOKだが、TOEICを卒業するためには結局はPart7を攻略しなければならないということなのです。
Part7はTOEICの最後の砦です。
ここを打ち破らずしてTOEIC攻略はありません。
そこでこの記事では、Part7のベストな解き方について考えていきたいと思います。
Part7を攻略するために求められるスキル
まず、Part7攻略のために必要なスキルについて考えてみましょう。
ブレインダンプ(=頭の中の考えをひらすら紙に書き出すテクニック)を活用して、僕なりに必要なスキルを書き出してみました。
その上で出てきた答えをグルーピングした結果、以下の5つにまとまりました。
5つのスキル
①1つの文書につき、知らない単語が1~2個に収まるくらいの語彙力
②TOEICに出題される文法項目の完璧な理解
③前から前から意味を取っていける読み方(=英語のリズム感を身につけるということ)
④読んだ英文の内容を短期記憶として保持できる力(=リテンション力)
⑤残り時間が少なくなっても冷静さを失わないメンタル力
以上の5つです。
①1つの文書につき、知らない単語が1~2個に収まるくらいの語彙力
②TOEICに出題される文法項目の完璧な理解
③前から前から意味を取っていける読み方(=英語のリズム感を身につけるということ)
これら3点については、言及するまでもないでしょう。
さらに、ツウさんがブログで非常に細かく解説してくださっているので、参考になさってください。
ツウさんのブログ「Enjoy Life in English!」
この記事で解説したいのは以下の2点についてです。
④読んだ英文の内容を短期記憶として保持できる力(=リテンション力)
⑤残り時間が少なくなっても冷静さを失わないメンタル力
なぜなら、これら2点は、「解き方」によって解決できるからです。
読んだ英文の内容を短期記憶として保持できる力をカバーする解き方
それでは順番に考えていきましょう。
まず、④読んだ英文の内容を短期記憶として保持できる力(=リテンション力)からです。
記憶力というものは、要は「頭をどう使うか」の問題だと思います。
なんで、本来はどんな人もTOEICの問題に対応できる記憶力(リテンション力)を持っているのは間違いないのです。
ただ、やはり得意不得意はあると思います。
「とにかくリテンションができない」という悩みをよく聞くのもその裏付けだと思います。
では、リテンション力に自信がない人がPart7を攻略するにはどうしたらいいのか?
答えは、「解き方を工夫する」ということです。
Part7の解き方は大きく分けて2つあります。
【A】:本文を全部読んでから、順番に解答していく
【B】:本文と設問を行き来しながら解答していく
※【B】の方法は以下の3Stepです。
Step1:1つ目の設問を見て、問われていることを頭に入れる
Step2:解答根拠を探しながら文頭から読んでいく
Step3:解答根拠が見つかってもキリのいいところまで読んでから解答
リテンションが得意な人は、断然【A】の解き方をおすすめします。
なぜなら、新形式のTOEICは、「1問目の解答根拠が最後に来ることがあるから」です。
具体的に説明するために、過去に僕が書いた、TOEIC当日のふりかえり記事を引用します。
いちばん最後のトリプルパッセージが曲者でした。「社内改革の提案書」→「認定証」→「社長からのプレスリリース依頼」という組み合わせの問題だったのですが、なんと、一番最初の設問の解答根拠が、3つ目の文書の、しかもいっちばん最後の一文に隠されていたのです・・・。
こんな感じです。
こういう問題が出てきてしまうので、できれば「全文を読む→1つ目の設問から順に解答していく」という方法が良いのです。
しかし、この方法には高いレベルのリテンション力が求められます。
なので、もしリテンション力に自信がないなら、たとえこのようなトリッキーな問題が出題されたとしても、構わず【B】のやり方を貫いてください。
仮に【B】のやり方でPart7を解いた場合、「最初の設問の解答根拠が最後に出てくる問題」に出会ったときは、結局ノンストップで最後まで読み切ることになります。つまり、その問題についてのみ、【A】の方法で解くということになるわけです。
すなわち、【A】と【B】がミックスされた解き方になるわけです。
リテンション力に自信がなければ、【B】:本文と設問を行き来しながら解答していく方法で解いてください。
1つ目の設問の解答根拠が見つかるまで読み続けてください。
もし、最後まで解答根拠が見つからなければ、最後まで頑張って読み切ってください。
そうすれば、リテンション力に自信がなくても大部分の問題はカバーできます。
これが、④読んだ英文の内容を短期記憶として保持できる力(=リテンション力)への解決策です。
残り時間が少なくなっても冷静さを失わないメンタル力をカバーする解き方
最後に、⑤残り時間が少なくなっても冷静さを失わないメンタル力について考えていきましょう。
この課題も「解き方」によって解決できます。
Part7で起こる典型的な症状としては、
「時間がなくなる→焦る→焦るから読み方が雑になる→意味が取れない→複数回読む→そのせいで更に時間がなくなる→更に焦る→適当に塗って終了」
こんなイメージだと思います。
時間は刻一刻となくなっていくので、焦るのは仕方ありません。
ただ、焦っていてはPart7を攻略できないので、改善する必要があるわけです。
実は、⑤残り時間が少なくなっても冷静さを失わないメンタル力の対策は、「メンタルを強くして焦らないようにすること」ではなく、「焦りの大きさを小さくする」ということだと僕は考えています。
そのために重要なのが解き方なのです。
具体的には、「超高速でPart5とPart6を解き、最低でも55分はPart7に残す」ということです。
「いや~、そんなこと分かってますよ」と今あなたは思われたかもしれません。
でも、本当に分かっておられるでしょうか?
少なくともPart5は全て、Part6も大部分が知識問題です。
つまり、試験中にどれだけ時間をかけて丁寧に解いたとしても、正解率はほとんど変わらないということです。
なので、本番のPart5とPart6は感覚で解くくらいでちょうど良いです。
もちろん、感覚で解いてもしっかりと正解を選べるように、日々の学習で徹底して文法力を鍛えておくことは必須ですが、とにかく本番のPart5とPart6は超高速で解いてください。
そして、なんとしてもPart7に55分間は残しましょう。
これができれば、今までよりもPart7を落ち着いて解けるようになります。
この落ち着きこそが、メンタル力の強化と同じ効果をもたらすのです。
たとえPart7に55分を残せたとしても、おそらく解き終わるのはギリギリだと思います。
なので、仮にPart7に50分しか残せなかったら、解き終われるわけがありません。
だからこそ、⑤残り時間が少なくなっても冷静さを失わないメンタル力を身につけるためには、Part5とPart6を高速で解くことが重要なのです。
練習と本番は全く違う
今回の記事では、Part7のベストな解き方について考えてきました。
少しでも思い当たる節があれば、ぜひ解き方を変えてみてください。
それと、もう1点。
TOEICの本番は、練習とは全く違います。
会場の雰囲気、自分へのプレッシャー、問題の質(=なぜか本番は練習よりも難しく感じたりする)、2時間という試験時間によって奪われる体力などなど。
普段の学習とは全く違うのです。
だからこそ、日々の学習のときから、時間を測って問題を解いたり、2時間ぶっ続けで問題を解き続けたりして、できる限り本番を意識した学習をしてください。
さらに、TOEIC卒業まではできる限り毎回TOEICを受けてください。
回によっては、自分が得意な問題ばかりが出るときがあり、そのときはいつも以上にスコアが取れたりします。そうした運も味方について、TOEIC卒業の可能性を少しでも上げていきましょう。
この記事の冒頭でもお伝えした通り、Part7はTOEIC最後の砦です。
ここを越えた先に、TOEIC卒業が待ってくれています。
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