【自分を変える方法17】10年かけて体系化した理論

【自分を変える方法】の第17回目は、「心理メカニズム」について

前回の記事では、「自己投資を継続する」 というマインドセットについて解説しました。

【自分を変える方法16】自分への投資量=ステージの高さ

目の前に現れている課題を1つ1つクリアしていくことで 人生は良くなっていくと僕は考えています。

例えば、「TOEIC900点を取る」という課題が目の前に現れて、 それをクリアできたとしたら、多少なりとも人生を良くなっていく気がしませんか？

課題をクリアするにあたって大切なのが「自己投資」です。

もしかしたら、自分が買おうか 買わないか迷っている商品の中に、 自分の課題のクリアに大きく 貢献してくれるヒントが入っているかもしれません。

自己投資意識は、目標達成力を高める上で欠かせない要素ですので、 まずは本1冊の自己投資からでも始めていきましょう。

それでは、今日の内容に入ります。

ずっと同じ仕事を続けている理由

今回から 「コミュニケーション(=心理メカニズム)」について書いていきたいと思います。

まずはその前提になる話をさせてください。

僕自身、学生時代のバイトの経験を含めると、もう10年以上ずっと同じ仕事をしてきました。 もちろん、同じ会社で同じ仕事を10年続けてきたという意味ではありません。 仕事の形態は様々だけど、「同じ職種」で仕事をしてきたという意味です。

その職種とは「セールス(販売)」です。

ただ、僕は世間一般の「セールスマン」の イメージとは異なっていると思います。 僕は「押しが弱い」ですし、「ガツガツしてない」ですし、「派手なのも苦手」ですし、「人とつるむのも苦手」です。(かなり、ひ弱な感じが漂ってますよね笑)

なので、一般的には「セールスの仕事はやらないほうがいい」と思われるタイプの人間だと思います。(僕と直接話したことがある方は、同意していただけるはずです。)

人間の「心」への理解を深めたかった

しかし、僕は一貫してセールスの仕事をやってきました。

・カラオケ店への呼び込みのバイト
・大学への就活講座の営業
・インターネット回線の飛び込みセールス
・医療機関への人材派遣営業
・音響システムの販売
・幼児英語教材の訪問販売

また、今のTOEICの仕事も自分のサービスを自分で販売しているので、 セールスの仕事を言っても差し支えないと思います。

これらの仕事をふり返ってみると、何だかツラい記憶ばかりが蘇ってきますが(笑)、 僕はとても満足しています。

なぜなら、 人の「心」についての理解が深まったからです。

学生時代に心理学の専門書をたくさん読みました。 その数年後あたりから脳科学のブームが始まったので、 今度は脳科学の本をたくさん読みました。 心理学や脳科学がベースになった コミュニケーション関係の本もたくさん読みました。 その結果として、知識はたくさん手に入りました。

しかし・・・、全く使えない・・・。

知識を知識として頭の中に 入れておくだけでは、 全く現実世界に役立たなかったのです。 現実世界に役立たないということは、 人生が良くならないということです。

それじゃあダメだよな〜ということで、 僕のセールス人生がスタートしました。

なぜなら、セールスの仕事ほど、人の心(=心理メカニズム)への理解が求められる仕事はないと思ったからです。

10年かけて体系化した理論

それから約10年。

莫大な数の人々とリアルに接し続けることで、 「頭の中の知識」と「現実世界」がリンクする感覚を得ることができました。

その成果を体系化してお伝えすべく、 先日、ごく限られた人数の方々を対象に、 【The Key of Communication】という全8回のセミナーシリーズを開催しました。

すると、参加者の全員から「日々のコミュニケーションが劇的に変わって、人間関係が非常に良くなった」 というご感想をいただくことができ、 僕も自分の理論に確信を持つことができました。

今後の【自分を変える方法】の記事では、 僕がセールスの仕事を通して出会ったエピソードを例に挙げつつ、 【The Key of Communication】の内容を解説していきます。

「コミュニケーション」 「心理メカニズム」 「人間関係」 「影響力」 「信頼関係」 「セールス(販売)」 「起業」

これらのキーワードに少しでも興味がある人は、 楽しんでいただけるはずです。