「StayHome」だからこそブレインダンプ

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編集者さんの会社も全員が在宅ワークに

本の編集を担当して下さっているOさんからメールが届きました。

TOEIC勉強法の原稿ですが、近日中(来週中に)にフィードバック、原稿整理をお送りしたいと思っております。

大変な状況の中でもこうしてプロジェクトを進めてくださっていてうれしいです。共著や執筆協力ではなく、自分単独の本を書けるというのは本当に感謝しかありません。良いものを仕上げられるように、最後までやり抜きます。

ところで、少し話は変わりますが、Oさんが勤務する出版社も今週から全員が在宅ワークになったそうです。

緊急事態宣言が出てから、自粛モードがさらに高まりました。先日スーパーに立ち寄ったときにびっくりしたのですが、普段は人で賑わっている博多駅前の大通りも全然人がいませんでした。


こういう状況ですので、家庭内での人間関係だったり、仕事の進め方だったり色々な問題が出てきているようです。

世の中がこういう状況だからできることは何だろう?

そんな中で僕が精神論を語ってもあまり意味がないと思う反面、そうは言っても支えになるのは「日々をどういう意識で過ごすか」と内面の部分だと思うのです。

世の中がこういう状況だから何もできない

と考える代わりに、

世の中がこういう状況だからできることは何だろう?

と考えてみる。

きっと色々なアイデアが出てくるはずです。

ちなみに、僕が個人的にオススメしたいのは、だからこそ「自分と向き合っておく」 ということです。自分と向き合うにはまとまった時間が必要なので、これもまた「Stay Home」の今だからこそできることの1つだと思います。

僕もやってみました。

すると、「数年前と比べて価値観変わったなぁ!」と気づきました。それをもとに、新しい目標というか、理想の人生を言葉にしてみました。そうしたら、自己理解がさらに深まりモチベーションが大きく上がりました。

そのあたりの詳細はこの記事の最後のほうで書くとして、まずは「自分との向き合い方」の具体的なやり方を紹介させていただきます。

「良いな」と思われたら、ぜひやってみてください。せっかくの機会ですので。

自分と向き合うことのメリット

自分と向き合い、自己理解を深めることによって、

・大事にしていること
・好きなこと
・才能がある分野
・やりたくないこと
・生きているうちに達成したいこと
・絶対に恩返ししたいと思う人
・理想のライフスタイル
・自分の思考のクセ

などなど、色々なことが「見える化」されます。すると、日々の生活に「方向感覚」が無駄なことを自然とやらなくなります。その意味で、自分と向き合うことは、人生のクオリティを上げる鍵になるワークと言っても良いと思います。

頭の中で考えているだけでは不十分です。紙に「手書き」することによってリアルにイメージが湧いて行動しやすくなります。

世界的なベストセラー作家であるアラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ夫妻の「ブレイン・プログラミング」という本があります。(自動的に夢がかなっていくと書いてありますが、内容はしっかり脳科学のことが書かれています。)



この本の中で「書くこと」の効用について以下のように解説されています。

文字をキーボードでタイプするときに必要な指の動作は、八種類しかない。だから脳でも、その八種類の動作に対応する神経しか働かない。しかし、手書きするときに必要な指の動作は一万種類もある。そのため、脳で働く神経もずっと多くなる。手書きが目標の達成率に大きく影響するのはこのためだ。

僕もまっ たくその通りだと思うので、定期的に取り組んでいます。というわけで、そろそろ実際のやり方の解説に入りたいと思います。

自分と向き合う具体的な方法(=ブレインダンプ)

実は、びっくりするくらい簡単です。

1つ質問を決めて、その答えを紙に書きまくる(このやり方をブレインダンプと言います。)

これだけです。例えば自分と向き合って「やりたいこと」を発見したかったら、「自分のやりたいことって何だろう?」という質問を設定して、それに対して出てくる考えをとにかく全部書き出したらOKです。

このブログで解説している「バケツリスト」も、このやり方で作成しました。

バケツリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)の作り方

慣れないうちは「書くことがない…」という悩みにぶつかると思います。ですが、それが普通ですので気にしないでください。あるときは3個しか出なくても、翌日も取り組んだら10個書き出せたりします。

つまり、日々どういうアンテナを立てて生活しているかがポイントです。

「自分って何がやりたいんだろう?」と日々アンテナを張って生きていたら、日々の刺激がきっかけとなって、「あっ、確かにこれはやってみたいわ!」と思えます。ふと不動産屋の前を通って「あっ、こんな家に住みたいわ!」と気づく感じですね。

慣れれば慣れるほどたくさん書き出せるようになります。何か1つ、自分への質問を設定してください。そして、それに対する答えを書き出しまくってください。

そういうワークに定期的に取り組むことによって、自分への理解が圧倒的に深まってきます。

僕の人生を変えてくれた恩師の言葉

自己理解が深まるということは、言葉を変えると人生のコントロールを取り戻せるということです。そうなったら、明らかに日々のクオリティが上がりますよね。

僕の人生を変えてくれた恩師が「自分と向き合うワーク」について次のように言っていました。

だいたいね、3ヶ月くらいあれば人って変わるんですよ。真面目に生きている人であれば3ヶ月あればけっこう変わります。

なので、季節に1回くらいこういうワークをやるといいですね。寒くなってきたなぁ、ワークでもやるかって。桜が咲いたなぁ、ワークでもやるかって。梅雨も明けたなぁ、和ワークでもやるかって。そんな感じで風物詩としてワークをやるといいですよ。

そうしたら自分がどこにいて、どこに向かっているのかが分かってきます。

僕はこの言葉に強く共感し、それ以来、定期的に自分と向き合っています。

コロナの混乱が収束したあとに、自分は「誰と」「どのような道を」歩いていきたいのか。

今、それを考え、準備しておくことに大きな価値があると僕は思うのです。

海外に出たい!

ちなみに、僕は今回ワークをやってみて、海外に出たい!という気持ちが強くなっていることに気づきました。

そして、価値観も数年前のようにすべてを犠牲にしてでも目標を達成するというハードコアさが薄れ(笑)、精神が病まないようにバランスを取りながらも、自分が望む目標も確実に達成していくという感じに変わっていました。

昨年、人生を大きく変える出会いに恵まれました。それもあって「海外」の存在が僕の中で一気に大きくなりました。

今から3年、遅くとも5年以内にはライフスタイルを大きく変え、自分が情熱をもって取り組めること(=自分が勉強したことをまとめてコンテンツ化して提供することで誰かの成長の役に立ちたい)に対して、自由になる時間をすべてを注ぎ込めるような人生を作る。そのように決意しました。ここからギアを上げて行動を起こしていきたいと思います。

もし良ければ、自分の向き合うワークに取り組んでみてください。

今だからこそ、必ず何かが得られます。


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