【自分を変える方法24】タリーズコーヒーでのやり取りから学ぶ「心の動き」

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【自分を変える方法】の第24回目は「心が動く」ということについて

まずはいつも通り復習です。

前回の記事では、セルフディスクロージャーの10の作法について解説させていただきました。

【自分を変える方法23】『セルフディスクロージャー』10の作法

これからの時代はテクノロジーによって、基本的な部分は全て機械に置き換えられます。そのときに残るのはやはり、「人間同士の深いコミュニケーション」ではないでしょうか。

そのときに困らないよう、今のうちにコミュニケーションスキルを洗練させておくのは非常に重要だと思います。

これまでの記事で、コミュニケーションの3段階のうちの「第1段階:相手の心を開く」の解説が終わりました。

コミュニケーションの123(ワンツースリー)
第1段階:相手の心を開く

第2段階:相手の心を動かす

第3段階:相手の心を変化させる
今回からは、「第2段階:相手の心を動かす」に関する話に入っていきます。

自分の心が動くときってどんなとき?

まず、前提として考えてみて頂きたいのが、「そもそも心を動くとはどういうことなのか?」ということについてです。ご自身の過去をふりかえりつつ、「心が動いたとき」のことを少し考えてみてください。

映画や芸術にふれて「感動する」というのも心が動く1つの場面だと思います。ショックなことが起こり「動揺する」のも心が動く1つの場面だと思います。他にも色々あると思います。

ただ、今回のように「コミュニケーション」という文脈で語るときは、上記のような心の動き方だけでは不十分なのです。

僕たちが目指すのは、「目的のないコミュニケーション」ではなく、「目的のあるコミュニケーション」です。 言葉を変えると、目指すのは「人を動かすコミュニケーション」だということです。

これを実現するためには「感動」や「ショック」だけでは不十分なのです。

人は理想の未来に向かって動く

では、「人を動かすコミュニケーション」における「相手の心を動かす」とは何を意味するのでしょうか?

結論から言ってしまうと、「行動を起こすために必要な感情を抱いてもらう」ということです。

よく言われることですが、人は感情で決断して理性でそれを正当化します。だからこそ「感情」が非常に大切な要素となります。

そして、そうした感情を抱いてもらうために求められること、それは、「相手にとっての理想の未来を描く」ということです。

これは僕が長い間セールスに関わってきて確信している、相手の心を動かすための究極の極意です。

アート引越しセンターの男性は、僕の理想の未来を描いてくれた

過去記事にて、アート引っ越しセンターの男性の見事な販売スキルの話をしました。

【自分を変える方法20】アート引っ越しセンターの人に心を動かされた話

彼は、「僕にとっての理想の未来を描き、それを見せてくれた」のです。

「洗濯機を設置する際に、少しだけ段差を作って水の流れを良くするサービス」を彼は僕に勧めてくれたわけですが、そのときに、

・水がよどまないことで実現される清潔感

・故障の確率が下がるという安心感

・洗濯機の耐久性にも影響するという納得感

・他の人もよく頼んでいるという信頼感

・一度設置してしまえばずっと使えるというお得感

などなど、僕が欲しがるであろう理想の未来を彼はわかりやすく描いてくれました。その結果として僕の心が動いたのです。

自分の欲しい未来がそこに描かれている。そして自分はそれを手に入れることができる。そう思えたら人の心は動きます。

絵画のセールスマンの巧みな一言

さらに別の例を出します。

「絵画」を販売しているあるセールスマンは、画廊を訪れたお客さんに対して次のように語りかけるそうです。

ここで聞きます。

値段を考えずにこの絵を飾りたいですか?

別に飾りたくないですか?

飾るならどこですか?想像してみてください。

玄関?リビング?寝室?

でも、こんな高いものを買う理由ってなんだと思います?

落ち着くから?自慢したいから?

いいえ、1番はですね、一生モノだからです。

絵は少なくとも100年は劣化しないんです。

このようなイメージです。

絵に興味がある人にとっては、 絶妙な理想の未来を見せられているはずです。

「理想の未来を描く」とは、以上のようなことを意味します。

もちろん上記の例は「販売」というシチュエーションの話です。ですが、これをそのまま「日常におけるコミュニケーション」に応用することだってできるのです。

タリーズコーヒーでの若いお母さんとのやり取り

先日僕は、タリーズコーヒーでパソコン作業をしていました。

そのとき隣に、若いお母さんと小さな男の子が座っていました。男の子がせわしなく動くせいで、お母さんはなかなかパソコン作業に集中できていない様子でした。お母さんはややイライラしていて、「もう!ちょっとだけでいいから待ってて!」と言っていました。

でも男の子はそれを聞き入れず、さらに動き回り、そのせいでお母さんのカバンが椅子の上から僕の足元のほうへ落ちてきました。僕はそれを拾い上げ、お母さんに手渡すときに、考えを巡らせたわけです。

今、このシチュエーションにおいて このお母さんが求める理想の未来はなんだろう?

このように考えたわけです。

僕にとってその答えは、「イライラが収まること、そして目の前の作業に集中できること」でした。その考えをベースにして、声をかける言葉を決めたのです。僕が選んだ言葉は、「小さい男の子って大変ですよね!実は僕も小さい頃はこの子のように動き回って、よく母親に迷惑をかけてたんですよ〜」 でした。

共感、そして感謝が生まれるのがコミュニケーション

その言葉をカバンを手渡しつつ伝えました。

そうしたらお母さんは、その言葉に『共感』してくれて、笑顔になってくれました。結果として、場が和みました。

その流れで僕は男の子に年齢を聞いてみたりして、その子も心を開いてくれました。

そして結局、 お母さんが作業に集中している間に、僕はその男の子と一緒に「太鼓の達人のアプリ」を一緒に遊ぶという、謎のシチュエーションが出来上がりました。

それは短い時間の出来事でしたが、お母さんは本当に感謝してくれました。

さらにその男の子も最後に「明日もここにいる?」といううれしい質問をしてくれました。

こういう小さな出来事が起こる度に、僕は【コミュニケーションの123】の価値を実感するのです。

コミュニケーションの123(ワンツースリー)
第1段階:相手の心を開く

第2段階:相手の心を動かす

第3段階:相手の心を変化させる
 

いったん身につけたら、どこでも使える

このように、「販売」でも「日常生活」でも、それが「人と人とのコミュニケーション」である以上、 根底に流れるメカニズムは一緒なのです。

・販売員→お客さん

・上司→部下

・部下→上司

・親→子

・子→親

・自分→気になるあの人

など、全部同じメカニズムです。

その意味で、「コミュニケーション力」を鍛え、身につけることができたら劇的に人生が変わると僕は思っています。

『相手にとっての理想の未来を描く』 …なんとなくでもご理解いただけたでしょうか?

ここまできたら、あとは最後のステップ「第3段階:相手の心を変化させる」をクリアするだけです。(※ちなみに、さきほどのタリーズでの出来事においては、 僕は意図的に第3段階を省略しています。なぜなら、必要がなかったからです。)

いよいよ「コミュニケーションの123」も 佳境に差し掛かってきました。

次回から「第3段階:相手の心を変化させる」の話に入っていきます。

今回のチャレンジ
目の前の人にとっての未来(=理想)を考えてみましょう。


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