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【自分を変える方法】の第11回目はゾーンに入り、そのまま生きる方法について
前回の記事では「アンビバレンスブレーキ」について解説しました。
「目標に対して特定の2種類の状態になったときに、人は不安やうつ状態の症状を経験する」
これが「アンビバレンスブレーキ」です。
自分の中に葛藤がある状態だと、なかなか前には進むことができません。したがって、まずは自分自身の心の声に耳を傾けて、バランスを取ることが必要です。
葛藤がなくなったときに、人は全身全霊で前に進めるようになりますので。
ここまではOKでしょうか?
それでは、今日の内容に入っていきます。
あなたは「ゾーン」という言葉を聞いたことがありますか?
「アンビバレンスブレーキ」を壊し、前に進めるようになったとします。
せっかく前に進むのですから、効果的に効率的に進んでいきたいところです。
そのために求められるのが「ゾーン」です。
「ゾーン」という言葉をあなたは聞いたことがありますか?
「ゾーン」=「極限の集中状態」です。
自分以外の存在の動きがゆっくりに見えたり、時間が一瞬で過ぎ去ったように感じたり、そういった特殊な状態のことを「ゾーン」と言います。
ちなみに、「ゾーン」と似たような言葉に「フロー」があります。「フロー」=「集中して没頭している状態」と定義されるので、僕の中では「ゾーン」と「フロー」を区別していませんが、わかりやすくお話しするために、今回は「ゾーン」で統一して話を進めていきたいと思います。
名著:「ゾーンの入り方」
少し話が逸れますが、元ハンマー投げ選手の室伏広治氏が書いた「ゾーンの入り方」という本はとても勉強になりました。
この本の中には「体を動かすことにより、ゾーンに入る方法」が色々解説されています。詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみて頂けたらと思いますが、今回お話ししたいことは、ちょっと別の話になります。
スポーツの世界などで活用されるのは、「ルーティーン」などによって一時的に「ゾーン」に入るという話です。
ただ、「目標を達成していく」というプロセスを考えると、「一時的に」ゾーンに入るだけでは意味がないわけです。あくまでも「継続的に」ゾーンに入り続けている必要があります。
ちなみにイチローは「ゾーンから出ないように生きている」らしいです。イチローほどは無理かもしれませんが、ぜひそういう状態を目指しましょう。
ゾーンに入った状態をキープすればするほど、自分のパフォーマンスが向上し、その結果として目標達成のスピードや成功率が跳ね上がります。
コツをつかめば誰でもゾーンに入りっぱなしになれる
では、どのようにしたら「ゾーンに入り続ける」という状態をキープできるのでしょうか?
これを考えるにあたって、「フロー」という言葉の生みの親である心理学者ミハイ・チクセントミハイ氏の研究を参考にしましょう。
「ゾーン」=「フロー」とWikipediaに書いてありますから、ミハイ氏の言う「フローの入り方」は、「ゾーンの入り方」と言い換え可能とここでは考えます。
ミハイ氏は、「フローの構成要素」としていくつかの概念を提示しています。その中の1つが「ゾーンに入り続ける」ためにとても役に立ちます。(僕も日々意識して実践しています。)
それは何かというと、
能力の水準と難易度のバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
です。
この状態から外れない限り、ゾーンに入りっぱなしになれるわけです。イメージ的には以下の図の通りです。
つまり、中央部の斜線の中に収まる難しさの課題を、自分に課し続けたら良いということです。
自分の能力(スキル)に対して日々の課題が簡単すぎると「退屈」になり、ゾーンから外れます。もちろん結果は出ません。
逆に、自分の能力(スキル)に対して日々の課題が難しすぎると「ストレス過多」で、これもまたゾーンからは外れます。もちろん結果は出ません。
この絶妙なバランスの課題を、毎日自分に課し続けることが、ゾーンをキープする、ひいては目標達成の重要な鍵なのです。
1日10問でもなく、100問でもなく、50問
例えば、TOEICで700点前後のスコアをもっている人がいたとします。その人にとって、「毎日10問ずつ問題を解く」というのは簡単すぎて退屈です。逆に「毎日100問ずつ解く」というのは難しすぎてストレス過多になります。
したがって、間をとって「50問」程度。これくらいがベストです。
絶妙な負荷を自分にかけ続けることが、ゾーン状態をキープするためのコツです。
何となくでもイメージがつかめたでしょうか?
日々に退屈を感じているなら、もう少し難しいことに挑戦していきましょう。ストレス過多に苦しんでいるのなら、もう少し課題の簡単にしたり、量を減らしたりしましょう。
自分にとって「ちょうど良い」課題に取り組み続けることが、ゾーンをキープする秘訣なのです。
「ちょうど良い」=「ラクにできる」ではない!
ただ、1つだけ注意です。
自分にとっての「ちょうど良い」を履き違えないようにしてください。
全くストレスなくできることが「ちょうど良い」ということではありません。
あくまでも「自分に負荷をかける」という意識が必要ですので、イメージとしては「自分にとってちょうど良い」=「あー、きつい!!!」くらいが適切です。
ある程度の苦しさやキツさを感じている、でもストレス過多までは感じていない。これくらいが真の「ちょうど良さ」です。
ここを間違えないように、日々自分を追い込んでいきましょう。
その結果が「ゾーンに入ったまま生きる」ということなのです。
行動していたら、必ず問題にぶつかる・・・
というわけで、今回は「ゾーン」についてお話しさせて頂きました。これまでの【自分を変える方法シリーズ】でお伝えしてきたことを実践できていたら、エンジン全開で前に進めるようになっているはずです。・・・ただ、前に進み始めると、必ず何らかの「問題」にぶつかります。
それをいかに乗り越えられるかが、目標達成の成否を決めます。
「問題」には数多くの種類があります。
「人間関係」であったり「体調」であったり「望まない仕事」であったり。
そうした問題に対処する武器となるのが「マインドセット(=物事の捉え方)」です。
自分がどういう「マインドセット」をもっているかによって、「問題」に直面したときの自分の行動が決まります。
僕はこれまでたくさんの本を読んだり、たくさんの人に教えてもらったりしながら、「人生を良くしていくために役立つマインドセット」をたくさんストックしてきました。
それらを次回から数回の記事に渡って紹介していきたいと思います。
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